進むか? 甲府の市役所改革 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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進むか? 甲府の市役所改革

今日(1/28)の山梨日日新聞からです.

特集記事,「誕生 樋口甲府市政の課題」 からです.
  「進むか 市役所改革」

宮島現甲府市長の就任した2003年2月以降
 下水料金の未徴収
 飲酒運転(県庁もですが)
 業務上横領,盗みもあったそうです...

在任中の停職以上の重い懲戒処分を受けたケースは
合計15件(懲戒免職,解嘱者は9人)

2014年度には市立動物園の公金不正処理と盗撮事件が発覚,
11月には課長補佐がアルバイトをやっていたことも明るみに
市役所職員のモラルが低いことは大きな課題となるものの
どうしても再発するのが現状です.

市立動物園の件では,歴代3代にわたる園長が
 『普通にやっていることだと思った』 とコメント,
個人での公金管理は問題であることの認識も持てなかったそうです.

樋口氏が市長に当選してほっとしているのが
対市三労組(市職員組合,甲府水道労働組合,市教職員組合)
市長選の鍵を握る団体だそうです.
かつての選挙で 『市役所組織と職員意識の大改革』を掲げた
候補者が『協調路線』の宮島現市長に敗れた事もあり
この部分はかなりのなれ合い状態,
新聞記事がどこまで本当か分かりませんが,
現状の市役所役員のモラル崩壊はここから始まっているという話しに
 → 引き金は宮島現市長が引いたの? と言いたくなる.

樋口氏は対市三労組から推薦を受けている背景には
宮島現市長のこの継承路線があったからと書かれています.

 若手候補より職員の立場が分かっている人物
     と言う事で安心感がある...

しがらみのないことを良しとするのは基本外部からの改革者
選ぶのが内部の人間であるのなら
過去のしがらみが無くなることは死活問題?

新市長の市民目線が試されるとあります.