風が吹くはずのない甲府の現状
今日(1/27)の山梨日日新聞からです.
特集記事,「誕生 樋口甲府市政の課題」 からです.
「宮島後継」の行方
『継承と発展が勝ってよかったなぁ.
継承じゃ転換は出来ないと言われちょっとどきどきしたけど...』
樋口氏当選後の宮島市長の挨拶,
これって,本音が出ているように感じる一言のように思います.
→ 今の山梨は 「現状維持」 が よい! と....
横の記事に 樋口氏の支持率全世代でトップ と
無党派層の動向は戦況では非常に大きな影響を及ぼし
無党派層が選挙に行くと政権すら逆転する可能性が出てきます.
これが無い時はいつも選挙に行くヒトのいつもの流れで政局が決まる?
従って,無党派層の動向こそ世相を表していると言えなくはありません?
今回の甲府市長選,無党派層の動向は 53.8%が樋口氏支持,
改革を訴えていた神山玄太氏が18.7%,宮本秀憲氏が17.6%と
二人たしても樋口氏の支持率に届かないことを考えると
甲府市民は 「現状維持」 を支持していたことになります.
年代別に見ても,高年層は当然としても全世代で樋口氏支持,
20歳代で支持を採れなかったことは非常に重い話です.
つまり,若手年代層も 「転換」 は求めていなかったわけです.
→ 今の甲府,今の山梨がそのままで良い! との示唆です.
個人的には変わるべきだと思う山梨県 / 甲府市ですが,
県民の多くは 「現状維持」 がよい としているようです.
これは個人差の出る意見ですので,
真摯に受け止める必要があると思いましたが,
個人的な感想としては,ちょっと意外な結果でした.
甲府市民はこのまま変わらないという決断をしたと言う事です.