変わりゆく受験産業
今日(11/19)の日経新聞 『写真は語る』 からです.
受験産業が探す 「次の姿」
予備校大手の代々木ゼミナールが全校のうち7割を閉鎖
業界に激震が走ったのはつい先日のことですが,
この背景となる現場が写真に映し出されているような印象です.
快進撃を続ける東新ハイスクールは
新設校(紙面上は新潟県立胎内市にある開志国際高校)に着目して,
学内で放課後に 「衛星予備校」を開校
→ 学内と言うところが凄い!
講師も派遣して生徒達に部活感覚で学習指導を進めています.
もはや衛星通信とインターネットを使った
遠隔教育は実績面でも確かな成果を重ねています.
この教育によって代ゼミが窮地に追い込まれたことは間違い無く
このような斬新な施策を取り入れた今の高校生世代は
もはや我々の時代とは異なる感覚で受験に臨むことを 「常」 とし,
かつての感覚で我々中年世代が議論すると 『時代遅れ』 の
レッテルを貼られるような脅威を感じますね(汗).
成績は予備校の講師と学校の教員で共有されるそうで(驚)
結果を出すためにかつての敵同士がタッグを組んでいる...
昨日の敵は今日の友,戦国時代の生き残りを賭けた戦略が
まさにビジネスの世界でも展開されていることに驚きを隠せません!
インターネット,恐るべし...
こう言った表現も出来るかもしれません?
インターネットはこれまでの常識を根底から覆してしまう
そんな可能性をどんどん高めているように思えてなりません(汗).