ちょっと前（10/9）の日経新聞，大学からです．
関西の大学で 『跡継ぎの心構え，教えます！』
何故か関西の大学で事業継承の授業が広がっているそうです．
『企業経営の師弟の教育は大学の隠れた使命の一つでもある．』
関西学院では2011年から事業承継講座を試験的に開始，
翌年から本格的にゼミ形式で本格開講，
今年度には甲南大と関大でも講座が開講されたとのことです．
大学の有り様も大きく変わってきたと言えるでしょう！
学生集めもここまで行っていることに少々驚きを隠せません．
講座開講の関西２府４県の企業を対象に社長の出身大学を
調査したところ，下記のような結果だったそうです．
１．近畿大学 4,097人
２．同志社大学 3,393 人
３．関西大学 3,384 人
４．関西学院大学 2,576 人
５．甲南大学 2,188 人
ただ，少子高齢化時代，不透明な景気の背景もあって
後継者不足はどこでも深刻な問題のようです
こういう小生も自営業の長男であるモノの稼業は弟が継いでおり
自身はサラリーマン生活を25年以上続けています．
地域の担い手である中小企業を育成することは簡単ではなく，
これに大学も協力しようと言うことは良いことだと思いますが，
成果がどの程度期待できるのか？
大学の生き残り戦略一つをとっても
時代の変化は我々が思っている以上に早いような印象ですね？