2014年,景気回復の中でも全国唯一沈み続ける山梨県 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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2014年,景気回復の中でも全国唯一沈み続ける山梨県

今日(7/17)の山梨日日新聞からです.

 法人2税 山梨だけ減 税収伸び悩み 
  全国平均は14.9%増

正直言って,ここまで全国で置いて行かれているとは...
予想以上の悪い数字です(涙).

2014年の地方法人2税(事業税,住民税)の
集計がまとまり(総務相まとめ),
全都道府県別の総額は3兆7,2240億円,
前年度対比の伸び率は14.9%

景気回復に伴う改善が明確の中,
全国で唯一山梨県のみ税収減の予想となっています.

ここでの大きなポイントは県内で雇用数が大きい企業の
県外への撤退がひたすら続いていることが一因(主因?)かと?
特に閉鎖が決まっている? 
 (結論は流動的,最終的には結論がよく分かりませんが)
ルネサス甲府の税収減はかなりの痛手と考えます.

残念ながら,今のままでは,山梨県は立ち直りの可能性はほぼゼロ,
何故かと言えば県の施策がほぼ皆無といった状況で,
県政の指針が県の立て直しを具体化できていないからです!

税収を考えれば,納税額の大きな企業を少しは優遇する
 (航空会社のサービスをイメージ,良顧客は他と差別化が常識)
もしくは撤退前に情報収集,先手を打った救済策を出すなど
何らかの取り組みをしなければならないのに,出てくる話は
不正,裏金,公金応用,公費を使った海外旅行,職員の飲酒運転,
支出した施設の閉鎖(グランパーク)悲しい限りで,
無駄にした税金をもう少し有効活用出来なかったのか?
疑問が募るばかりです.

この状況で,来年2月の知事選に県内市長会が
横内現知事に継続要請(正気か)?
このダメな現状維持を良しとする発想こそが県をダメにしているというか,
変わらなければ破たんあるのみなのに,まだ続けるという?
 → こんな状況,諦めるしかないのでしょうか?

救世主の登場を期待する方が愚かなのでしょうか....

 大阪の橋元市長,賛否両論があるのは認めるとして
 変えていこうという発想の人が山梨にも出てこないと,
 おそらく山梨は沈み続けて,いつかは過疎の県になるように
 思えてなりません.....

 トップが変わらないと,組織は変わりませんから.
 長崎幸太郎さんあたりが知事に立候補してくれれば...
  → はかない願いですが,この人くらいでしょうか,
    県を救えるのは,皆さんどう思いますか?

さて,他の都道右府県はどうでしょう?
伸び率トップは愛知県の45.1%(トヨタのお膝元)
次いで群馬県の31.7%となっています.

地方法人2税以外の都道府県地方税収の総額は
15兆2,088億円(8.2%増)と,こちらは消費税増税による効果,
8%の内1.7%が地方消費税として自治体に新たに配布されることで
ここは都道府県の実力とは関係ない事から
全都道府県で増える見通しとなっています.