先細りする社会人大学院(MBA)  | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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先細りする社会人大学院(MBA) 

今日(7/1)の日経新聞 / キャリアアップからです.

 通いたいビジネススクール 東西首位,今年も慶応・京大

目についたのは本題ではなく横のコラムで

 慶大,企業利用減り危機感
  MBAの評価なお低く,幹部候補向けの新コース

慶応が国内トップを誇っている理由に『企業派遣が主』という
特殊事情がありました.国内で慶応のMBAのみ企業が評価する,
小生がMBAで学んでいた頃,こう言われていたモノです.

と言う事で,慶応ビジネススクール(KBSと言います)との交流は
ありましたが,受講している学生の平均年齢の違いは歴然、驚いたものです!
早稲田(WBS)は40歳くらい,これに対して慶応は20歳代後半
もしくはいっていても30歳代前半でした.
加えて,KBSが紙面上にあるように半分以上が企業派遣
何故なら,慶応のコースは昼間であり,私費を払って仕事をしながらの
受験はほぼ不可能だったからです.
 → WBSは夜間と土日のコース,これは受講できますよ!

残念ながら日本の企業ではまったくと言って良いほど
MBAホルダーに対する優遇はありません.
 『好きにすれば...』 というのが会社側のスタンス

でも実際には仕事に役立つ学習内容は多く,学習自体は有意義だと思います.
 → 小生の場合はかなり役立っています!

もう少し日本の社会全体がMBA を認めても良いように感じています.
でも,会社はこれを援助する程までには余裕がない
行くのであれば海外の場合にのみ(加えて上長推薦)
評価するといった立ち位置と言えます.

2013年度から日大が定員割れが顕著なため
学生募集をやめたという事実,
知らなかったとはいえ,ちょっとショッキングな話ですね!

法科大学院と衰退傾向は似ているというか,
はやりのトレンドだけでうまくいかないのも
教育の世界での特徴かもしれません...