モノの価値,値決めの根拠とは? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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モノの価値,値決めの根拠とは?

消費税が4月から3%上がって8%になることで
消費税が上がる前の最後の週末がこの土日,
これほどまでに人が敏感に動くとは,予想以上でした.
この 3% の増税,10,000円の購入に対しての影響は 300円,
週末の買い物で 100,000円使うことは稀で,それでもその影響は3,000円です.
でも何故か,どこに行っても 人,人,人 でした.

とは言え,同じものを買うのであれば増税前の方が良いかも?
そう思ってしまうのは人の常,小生も昨日はクルマの点検,
今日は息子の下宿先に持って行ってやるカーテン,フライパン,
包丁にまな板,ついでに娘の通学用ローファー,
日頃はここまでまとめて買わないよなぁ~
と思うモノまで購入してしまうわけですから
人のことは言えないわけで,大衆心理とは恐ろしいモノです.

実はこの増税分よりもデフレの効果の方が圧倒的に大きく,
ヤマダ電機で同じ製品が半年置いてあるとすると,
その値下がり率は3%どころではありません.
もっと言うと,代替製品によって元々の製品価値が無くなってしまうこともあります.

それを痛感したのがインクジェットプリンターのカートリッジです.
小生は昨年末,年賀状印刷のためにインクジェットプリンターを購入,
本体は20,000円程度と大変安く,衝撃を受けました.
対して驚いたのはインクカートリッジの値段の高さ
インクセットが5,000円以上もしました.
実は昨晩から仕事でプリントアウトするモノがあったので
このインクジェットプリンターを稼働させると案の定インク切れ,
以前購入しておいた100円市のインクのセッティングを試みましたがうまくいかず,
残念ながらヤマダ電機に換えのインクカートリッジを購入に行きました.
すると商品棚に ELECOM の詰め替えインクが,
コメントの一言に 『さらに簡単 新改良の専用工具で穴明けらくらく!』
この穴あけがうまくいかず100円市インクが活用出来ていませんでしたが,
この工具を購入してやってみよう! と言う事でやってみるとうまくいきました.

実は最近のインクカートリッジは6本セット,
まともに純正品を購入するとそのランニングコストはかなりのモノになります.
ところが,このバッタモンセットを組み合わせると,実に安く済ませることが出来ます.

専用治具は一つあればいいので780円で ELECOM のインクを購入,
インク自体は100円市のインクを使えばうまくいくんですね,これが...
と言う事で,組み合わせる知恵を働かせて,高コスト運用を避けることが出来ました.
こんな努力をすれば,消費税増税分くらい直ぐに元が取れる?
要はメーカーの推奨通りに安全策ばかり採らない,
ある面冒険,リスクをしょって立つことが必要だと感じています.

 勿論,壊れた場合の責任は自身が背負わなくてはなりませんが...

 それにしても,Canon 純正品のインクカートリッジの値段
 どうやって決めているのか,その根拠を教えて頂きたいモノです.

 そもそも,原価は100円で売っても儲けが出るレベルと推測できますので...

  価格の示すところは,我々が思っている以上に複雑ですね!