3年ぶりに支店採用を再開した東京電力山梨支店 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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3年ぶりに支店採用を再開した東京電力山梨支店

今日(3/13)の山梨日日新聞からです.

 東電入社 決意の春  
  3年ぶり支店採用 県内高校生10人
  被災者思い 『社会貢献を』

東日本大震災以降,新卒採用を控えていた東京電力が
2015年度から地元高校生枠を復活させたとのこと,
山梨では技術系社員として10名が採用となる見込みです.

山梨県の高卒人気企業はなんと言っても東京電力
これは公務員に比較すると給料が高い割に公的側面を持っている
故に安定した職場との印象が原発事故以降も地方では根強いようです.

県内で最も就職採用率の高い人気校の甲府工業では
採用の無かった2年間でも就職希望先に東電の名前を書いた生徒もいたそうで,
一般的にもたれている印象とは異なる就職希望もまだまだ続いているようです.
 (背景に就職できる企業の少なさもあるかもしれません?)

とは言え,現状の東電が置かれている環境は言葉で表せるほど
生易しい状況にはなく,原発の後処理に始まり,被爆者や避難者の保障,
会社自体が政府に買い上げられている状況下での会社運営,
積もり積もった借金の清算,世間的なバッシングへの忍耐力,
直近は賞与も出ていないようなので収入面での不安,
これらをひっくり返してでも会社を何とかする,
これくらい強い気持ちがないとなかなか勤まらないのが
今の東電ではないでしょうか?

勿論,地元には東電OBが多く,その御子息が入社されるとなると
愛社精神は強く,今後の会社の礎になる可能性もあるので,
今回の東電地元採用の復活は,ある面東電の今後を決めていくひとつの術,
これに応えるべく入社する若手の活躍を祈念するものであります.
 大変だけど頑張れ! その言葉に尽きますね...

 我々にとっても電気は必要不可欠なものです.
  安定でかつリーズナブルなお値段での供給をお願いしたいところです.

 若い力に期待しましょう!