山梨県環境整備センター(明野最終処分場)の閉鎖公知に経費290万円 | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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山梨県環境整備センター(明野最終処分場)の閉鎖公知に経費290万円

今日(12/30)の山梨日日新聞の折り込みからです.

まずは 12/28の山梨日日新聞紙面にこんな記事がありました.
 明野処分場の閉鎖 新聞チラシで陳謝 県全世帯に

約55億円の最終赤字となる山梨県環境整備センター(明野最終処分場)の
理由やその経緯を記した折り込みチラシが今朝(12/30)の
朝刊各紙を購買する世帯や事業所に配布されていました.

経費290万円をかけて290万1,600部を配布,この対処にも疑問が残ります.
更なる経費の無駄遣いのように思えてならないのは小生だけでしょうか?
もう無駄なお金を使うのは辞めて頂きたいですね!
 
 おそらくですが,『1部1円でやれるから...』 と言うアクション?
  経費は総額で考える,そんな基本も出来てないような印象ですね....

 それとも55億円の赤字からすると 290万円は誤差,
  だから良いんじゃないですか...みたいな考え方か?

さて,本件については県の収支報告書でも取り上げられていますが
よく見ると収入の部分には建設補助金なるモノがあり,
これに運営費補助金を加えると総額20億1,800万円も収入になっており,
この補助金も元はと言えば国からの支出なので,
つまり税金を起点とする支出は更に増えることになります.

本当の意味での収入はたったの3億4,300万円,
見かけは54億5,400万円の赤字とのことですが,
実態は補助金の無駄使いを加えて74億7,200万円の損失
これが無駄使いの実態だと思います.

我々の税金も所得税と住民税があり,個々に払っているわけで,
山梨県の視点だけで税金の収支を考えること自体ナンセンス,
結局いくらの無駄使いをしたのか,この点を論じて頂きたいモノです.

でも,こんな山梨県,誰が知事をやってもダメなような気がします.
そもそも明野の処分場,計画自体は平成5年から20年も前からの計画であり,
これだけ世間やその環境が変化する中で昔の計画を続けているわけですから,
世間を知らないというか,単なる馬鹿というか,
県政を扱う方にまともな感覚の方はおられないようです.

だから何を計画してもうまくいかない,最後の責任は不明瞭のまま
時が経ち,県民みんなが忘れるのを待ち,忘れた頃に同じ失敗を繰り返す,
この負の連鎖が続くと行ったところが県政の実状だと思います.

 税金,返して欲しいのですが,泣き寝入りとはこのことでしょうか?
  ちゃんと管理して欲しいですよね....

今回の明野処分場に関わる公知にかかった経費,
県知事と県議会議員の給料からお支払い頂きたい,
これが県民としての忌憚のない意見ではないでしょうか?

 まったく腹が立つというか...(怒)