JALは変わったのか? | 都の西北 / 山梨 / 甲府 / 愛宕山からチトフナ(世田谷)に!

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2004年12月に山梨県に移住,15年を過ごした後に
2020年3月に世田谷に引っ越しました!

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JALは変わったのか?

海外に出てしまうと日経新聞が読めないことがネック,
これを読まないと落ち着かないのが本音で,たまっていた分をまとめ読みしています.
併せて山日新聞も,これが結構大変です.

さて,読んでいる記事で目にとまったのが
2/18 『迫真』に述べられているJAL 再生に関わる稻盛和夫氏の話,
先日読んだ書籍『JAL再生―高収益企業への転換』の内容が重なります.
この記事によると,稻盛氏はJALが大嫌いだったそうです.
何故か? 誰もが感じていたようにサービスが悪かったし,
客室乗務員はおばちゃん,つんとしたイメージもありました.

だから飛行機は ANA しか乗らない,これは小生も同じ意見でした.
小生の場合は極端でマイレージは ANA がゴールド,
JAL はカードをクレジット機能のないモノに変更しています.
JAL に乗ることがないからです.だからお金を掛けるのは無駄,みたいな...

ところが今回の海外渡航,旅行社は乗り継ぎの面から JAL と American Air で
チケットを手配,本当に久しぶりの JAL になりました.
実際乗ってみてどうか,確かに日経の記事や書籍の言うとおり
変わったように感じました.

パイロットの挨拶がこれまでと違いアドリブ調,
何故か暖かみを感じるわけです.人間味があるというか...
機内食も,行きは最後にケンタッキーフライドチキンや
ハーゲンダッツのアイスが出たりして(エコノミーですよ!),
ANA でもハーゲンダッツは出てないな...
ただ,ケンタッキーは油濃かったですが(苦笑).
日本人にはやっぱり和食ですかね?

客室乗務員もこれまでのおばちゃんからお姉さんに若返り,
無愛想だなと言う印象は無くなり結構好印象でした.
やっぱり JAL は変わったのかもしれませんね!
さすが,稻盛さんの企業立て直しだと感心しました.

会社を建て直すにはその会社を一度清算して,
トップを中心とした意識改革を断行,これが必達条件のようです.
これで潰れかけの会社社員の目を覚まさせる,
厳しい環境下で付いて来る社員のみ救済してやる,
それが会社を建て直す,そんなシナリオなのかもしれませんね!