ルネサスが更に3,000人超の削減を発表
昨日(1/17)の日経夕刊,
今日(1/18)の山梨日日新聞からです.
三千数百人を追加削減, ルネサス県内2事業所も対象
40歳以上の社員を対象に早期退職を募集するそうです.
昨年,7,500人レベルの削減を行っているので,
合計の削減数は10,000人を超える見通しで,
自身の事業所が10カ所が一気になくなるみたいな大規模人員削減,
これで事業が存続できるのか不思議なくらいです.
早期退職の対象は本社などの管理部門が中心で
これは人件費が高い割に実際の生産高にあまり寄与していない
みたいな印象が広がっているように思えます.
かつての半導体は技術進歩と共に生産高が上がるみたいなものづくりでしたが,
昨今はそのためにかかえたエンジニアやスタッフ管理部門の可動性が低下,
人件費はかかるモノの生産高に寄与しなくなっている傾向が強いようで,
その重くなった間接費の根源である間接人員の費用削減を
半導体メーカーをはじめ,多くの製造業が施策として実行しているようです.
日本の失業率はしばらく上がり続けるんでしょうね...
でもこれで,ルネサスがかつてのものづくり力を維持できるのか?
正直疑問を持ってしまいますね...