“飽和水蒸気量”を目で見ちゃう~
家電って日進月歩で進化していて、エアコンや冷蔵庫なんて新しいほど性能が向上し消費電力も少なくなってる。何でも自動になっているからとっても便利になってますよね。
でも、古い物でも、、、いや、古くて不便だからこそなかなか使えることもあるんですよ。今回は冷蔵庫で、“飽和水蒸気量”を目で確かめてもらっちゃいました。
たいていのお家にある冷蔵庫って、「自動霜取り装置」が付いていて、冷凍庫に霜が付くことなんてないですよね。ところが、古いタイプの冷蔵庫や低価格の小さな冷蔵庫には、「自動霜取り装置」って付いてないんですよ。
だから、その装置の付いていない冷蔵庫を、日常的にドアの開け閉めしているだけで、自動的に霜が付いてくるんですよ。言うなれば、「自動霜付冷蔵庫」ってことになるんですね
これは、空気中の水蒸気が庫内に入って冷やされて水滴になり、次々と氷となって霜になるんですね。だから、庫内の霜は空気中に含まれる水=水蒸気なんです。
除湿器だって、空気中に漂う水蒸気を集めて水に戻す装置ですよね。
梅雨時期がジメジメしててうっとうしいのは、水蒸気量が多いからですよね。
そこで、その水蒸気を目で見て目いっぱい実感してもらうために、冷凍庫に派手に“霜”を作ってみました
「はじめて見たー」
「南極にいるみたい」
「こんなにたくさんあるんだぁ~」
って、みんな驚いていましたよ。
“論理と証明”っていうけど、アナログは直接的に肌感覚で感じ取ってもらえるから、とっても大切なんですよね。
これでもだいぶ取り除いてもらったんですよ。これが全部水蒸気だなんて、ちょっと素敵じゃないですかガチンガチンに凍っているかた、ちょっと叩いたくらいじゃ取れないんですよ。
取っている男子が、「勉強してる時より集中して取ってるわ」って言って、南極気分を楽しんでましたね。
思いの外氷が硬くて、取れなかったので重さを量る所までは出来なかったのが残念だったけど、とっても良い実体験をしてもらった。
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