今日は進学説明会を行いました。
思っていたより多くの保護者の方にいらして頂き、誠に有難いことでした。
はじめに高大一貫改革についてのお話をしました。北陸学院でその話を詳しく聞いて以来、これは大変なことだ。保護者の方達にお話ししないといけない、と思っていました。
高校で基礎学力テストが英・数・国で実施されるのが、今の中１生が高２になる２０１９年から。東京オリンピックの前年ですね。
来年からはサンプル実施が始まるので、新テストになるのがず～っと先の話だということではないことをお話しました。
入試の英語ではその改革はすでに始まり、金沢大では英検準一級以上、TOEIC７５０点以上等があれば、センター試験の英語は満点換算にする募集を始めている。
大学入試が変われば、高校以下の教育内容が全て変わってきます。ただ何となく学校生活を過ごすのではなく、将来を見据えて自分の可能性を自ら進んで高めていくことがこれから必要となるということをお話しました。
ただ、この話がちょっと長くなってしまい。というのも、時計を見るのを勘違いして、まだ時間があるなと思っていたら、予定よりも３０分以上オーバーしてしまっていた。これにはビックリポンでした。
(合格塾風景）
その後、慌てて高校入試に付いてお話しました。
先日行われた第１回統一テストが、この５年間で最低の２４５点だった。だから、昨年の平均点２７２点と比べての進路を判断せず、今回は点数が取れなくても諦めずに勉強を続けることが大切だということを言っておきました。
●倍率予想はポイントは第１志望校率だ！
高校受験校を決める上で参考になるのは、やはり石川県総合模試です。
今月８日に実施された第４回模試の結果を見てると、来春の受験動向が見えてくるんです。
昨年より４２２人受験生が増えて、全体で４０１９人が受験しました。第１志望校別受験人数は次の通りです。
★高校別第１志望者人数
・泉 丘 ４０２人（昨年度３５１人
）
第１志望校率１０．00％(昨年度9.75％）
・二 水 ３８８（同３２１）
同９．６５(同8.9）
・桜 丘 ５０８（同４２０）
同１２．６３(同11.67）
・錦 丘 ２０７（同１８２）
同５．１５(同5.05）
・金沢西 ２７１（同２８１
）
同６．７４(同7.8）
・明 倫 ２３０（同１８５）
同５．７２(同5.1）
・伏 見 １２８（同１４５）
同３．１８(同4.03）
・辰巳丘 ２０（同２６）
同０．４９(同0.72）
・金沢商 ２０９（同１８１）
同５．２(同5.03）
・県 工 １７７（同１４５）
同４．４(同4.03）
・市立工 １２５（同１２０）
同３．１１(同3.3）
・北 陵 ３９（同５１）
同０．９７(同1.41）
・松 任 ３０（同３１
）
同０．７４(同0.86）
泉丘を第１志望としている受験生が２番目に多く、昨年度と比べても５１人も多く、第１志望校率も昨年より０．２５％伸びているので、来年も今年に引き続いて受験倍率１．３倍は超えそうですね。
二水も６７人も志望者が増え３８８人と泉丘に次いで多かった。第１志望校率は０．７５％上がっているので、来年の倍率は１．３倍は越えますね。
注目すされるのは、桜丘が５０８人と８８人もえ、さらに第１志望校率が０．９６％も上がったこと。今年の受検倍率が１．６倍だったから、来年はさらに倍率が高くなりそうだ。
逆に下がったのが、金沢西だ。１０人減って第１志望校率も１．０６％も下がっていた。他校が軒並み上がっているから、余計にその下がり具合が目立つ。来年の倍率は１．２倍を切るかもしれない。
来春から１クラス分募集定員が増えた野々市明倫は、その影響もあるのか４５人増え、第１志望校率も０．６２％上昇している。近年は進学実績を上げてきているので、そのことも志望者が増えた原因かもしれない。
県工、市立工は、今年はいつになく低倍率だった。県工は３２人増えているので、一昨年の並みの受検倍率１．３倍はいくように思う。
市立工は今回５人しか増えていないので、この調子でいくと１．２倍を下回りそうですね。
来週には期末試験が始まりますね。内申点はこれで決定されるから、何が何でもここで点数を取っておく必要があります。
ちょっと苦しい現状にいる受験生は、これが内申点をあげる最後のチャンです。これまでの勉強方法は捨て、教科書をしっかりと読んで覚えて事が必要ですね。
この連休で死ぬほど暗記しまくろうね。
******************************
泉塾
一人ひとりをバックアップ
ホームページ
Facebookページ
電話 076-241-8813
******************************
にほんブログ村