今日は石川県内の私立高校9校で、入学試験が行われました。
泉塾は金沢高校の隣にあるので、金沢高を受検した子達は入試終了後、
直ぐにやって来ました。
「数学はできた」
「社会の少子化対策の法律なんて、見たことないわ」
など、わいわいやっていました。
金沢高の問題はそれ程難易度が高くなったものはなく、
例年通りの問題だったようです。
数学の大問2の確率は、賞金金額を書き出せばいい割と直ぐに答えを出せたのではないかと思う。
大問6は規則性の問題。白地の正方形の中に黒い正方形がある図形の配置問題だった。
一辺の長さに√が出てくるので、数学の苦手な人はひたすら図形を描いていたが、数が多かったので途中で挫折してしまった子がいたのが痛かったね。
それよりも、大問5の平行四辺形を使った比の問題は、ちょっと意地悪だった。
「…線分BC上にBF:FC=2:1の点Fと…」
と書いてあるが、どう見ても2:1になっておらず、三角形ABEも二等辺三角形になっていないので、数学が得意な子もかなりパニックになってしまったようです。
社会は3ページにわたり、11もの資料の図が並んでいたので、
過去問をしっかりとしていない人はちょっと戸惑ったと思う。でもここは塾でさんざんやっておいたので良かった。
大問1問8 「…鳴海宿があった江戸時代の街道名を書け。」は、一昨年の公立入試の「油座」の問題と同じで、なかなか面白い問題です。
鳴海宿は、教科書100ページにある資料ページにある研究欄なので、
受験生は飛ばしがちになる所ですね。
大問4問5 「…仕事と生活が調和した社会を実現する考えを何というか」
答え「ワーク・ライフ・バランス」
これはほとんど問題集にも載っていないような問題でした。
英語は2月を英語で書かせる問題があった。「February」
改めて、基本的な単語・熟語の練習はしておかないといけないね。
昨日は序数の確認はしていたけど、ちょっと惜しかった。
北陸学院の問題を見たら、「字がデカイ」「長文が短いね」とワイワイ。
でも、どの高校も例年通りの出題形式で、特段に難易度が上がったようには感じませんでした。
「最初の国語の時、メッチャ緊張した」
「理科の時間にトイレに行った」「我慢しろよ」
「早く結果がほしい」
一つのハードルを越えたものの、ホッとするにはまだまだのようです。
気持ちを入れ替えるためにも、明日は模試の勉強をします。
さあ、次は公立入試ですよ。