こんにちは。

今年の夏は、西日本と東日本で異なった天候だったと聞きましたが、皆さんはどのような夏を過ごされましたでしょうか?

 

こちらは9月に入り桜も咲き始め、いよいよ春めいてきました🌸。

 

 

最近、タイミングさえ合えば、子供達が学校に行っている間に夫ちゃんとトレッキングや散歩に出ています。

 

9月6日水曜日。

 

この日は暖かな風の中、

市街地中心にある大きな公園に行ってきました。

 

満開の桜の木もありましたが、咲き始めたばかり木も沢山。

 

今日一日でかなり開花が進んだように見えます。

 

強い日差しと、もしかしたら満月の力のお陰かな。

 

 

これから数週間は楽しめそうです♪

嬉しいって言ってるみたい♡

 

 

 

 

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公園内にはビジターセンターのような場所があり、カフェやお土産売り場があります。

 

特に入る予定はなかったのですが、今日は子供達がいないから、ゆっくりとお土産が見れると思い、ふと立ち寄ることに。

 

 

 

センス抜群の可愛いアート系お土産をじっくりと見れて、目の保養になりました(´∀`*)ウフフ

 

 

 

そして、奥に目をやると、ちょっとしたブースが。

 

以前ここに来た時には気が付かなかったので、新しいのかな。

 

カンタベリー地方に関する説明が書かれているようで、ワクワクしながら入りました。

 

入り口には、

人間がこの地に住み着く以前のカンタベリーの森や湿地帯。タネ(森の神タネマフタ)の子供達(動植物)が夜明けの挨拶している様子を聞いてください。

 

と書いてあったのだけど、装置が壊れたたらしく、何も聞こえなかった(;´∀`)

きっと鳥の声とかが聞こえるのでしょうね。

 

 

 

 

入ってすぐのところには、

人間が住み着く前(約千年以上前)の風景の画像が。

お、川に沿って、緑が生い茂っていたのですね。

 

 

 

 

これは、マオリの人々がこの地に来た後の様子。

火事が起こったせいで、急速に緑が減ったと書かれています。

(先日歩いたPeak Hill Routeの案内板にも約500年前に火事があって以来、タサックや低木が茂るようになったと書かれていましたが、

じつはこれは移住者の間で言い伝えられている事であって、本当の真実があるのではないかと私は思っているのですが。。。ボソッ)

 

 

 

 

そしてこれが

ヨーロッパ系移住者が来て150年経った現在の姿。

完全に原生林の緑がなくなりました。

木といえば、ボーダーとして使っている松などの植林のみです。

 

 

 

 

 

 

この映像が見れたのは、何ともタイミングの良いサプライズでした。

 

というのも、前回の記事では、

私達人間がこの地に来たこの1000年の間に、

自然、風景が変わったという事をこの↓案内板で知り、

 

 

 

もしかしたら、↑この風景はもっと緑に覆われていた緑の星だったのだろうな、見てみたいな、と思っていたからです。

 

 

 

 

なので、グッドタイミングで再現画像を見れてとても嬉しかったのと同時に、私達人間に変化させられたことをただ受け入れてくれて来た「森の神タネマフタ」、「大地母神パパツアヌク」に感謝の気持ちが湧きました。

 

 

そして、こうした歴史を展示して、私達に考えさせてくれる機会を与えている地域団体が身近にあり、

自然と人間の営みのバランスの事を重視しながらより良い共生を実践しているという事実を再確認できとても嬉しくて。

 

地球に守ってもらってきたそのお礼、感謝の気持ちを常に持ち続け、小さなことでもよいから、自分でできる地球に優しい生き方、考え方を実践していきたいですね。

 

原子力発電0%のこの国ニュージーランドの取り組みからは、学ぶところが沢山あるなあと、最近更に強く感じています。

 

 

 

 

 

 

 

他には、マオリのご先祖様達の暮らしぶりなどについて書かれていました。

 

こちらも興味津々✨

 

ここクライストチャーチの横にあるバンクス半島は、ポリネシア系の作物が育つ最南端の場所だそうで、これよりも南の寒い地方に住むマオリの人達はそれぞれの土地で採れる自然の資源に頼っていたそうです。

 

また人々は、旅に出て、必要な食料を得たり資源を交換(貿易)して生計を立てていたそうです。

 

 

 

 

 

ちなみに、これは何だと思いますか?

 

これは、保存食を作る容器だそうです。

 

表示によると、

鳥やポリネシアンラットを煮て、この容器に流し込むと、一番上の部分に動物から出た油が張り、密閉され、長期保存が出来るのだそうです。

 

日本にも昔ながらの保存食づくりのアイデアはありますが、こういう方法もあるのかしら。。。

寒い地域ならではの方法かもしれませんね。

 

 

 

ここからは、物語風にお読みくださいね。

 

 

「毎年夏になると、私の民は東から西へと横断している翡翠街道を辿って西海岸(ウェストコースト)へ行く旅をし、私達が収穫したクマラ(サツマイモ)とポリネシアンラットを売ってグリーンストーン(翡翠)を得るのです。」

 

 

 

 

 

「女性たちが旅に出るための洋服や防寒着を編んでいる間、私はウナギの罠を仕掛けます。乾燥ウナギは最高の旅行用の保存食だからね。」

 

 

 

 

 

「家族は魚とりの網みたいなもの。よく折り合わさっているネットは永遠に長続きする。だから今年は食料貿易の旅以外にも、我が息子と西のリーダーの娘との結婚交渉の為の旅をするのです。」

 

 

 

 

 

 

「このMoki(アシの船)が旅の最初の湿地帯を安全にに通るのに役立つだろう。」

 

 

 

 

「あのTi(キャベッジツリーという木)の集まりをみてごらん。あれは私達のご先祖様の時代より、ウェストコーストへの分岐点(曲がり道)の目印としてされてきたんだよ。」

 

 

 

 

「私達はいつもここのキャンプサイトに宿泊するんだ。滞在中は新しいサンダル靴を作るんだよ。この峠越えの旅には、一人何足かづつのサンダルが必要になるからね。」

 

 

 

「夏の雪が吹き付ける厳しい峠越え。体を暖かく保つために、レインコートにTikamuの葉っぱを付け加え、タイツにも詰め込み、サンダル靴にはタサックを敷くんだ。」

 

 

 

 

ちなみにこれが、レインコート(Paki)です。

 

 

 

 

「息子と西のリーダーの娘さんとの婚約は無事に成立したよ。用意した贈り物は全て受け取ってもらえたんだ。娘さんも喜んでおり、良い香りのするTaramea樹脂の小袋を息子に渡してくれたんだ。」

 

 

ちなみにこれが贈り物や貿易のアイテムとして使われていたお洒落なバスケット、カバン(Kete whakairo)で、KieKieというNZ原産の植物から作られています。

 

マオリ・ワイタハの人々の先祖代々から伝わる叡智やご先祖様への想いについては昨年直接体験させていただくという貴重な機会に恵まれましたが、今回はこの素敵な絵と解説に、しばしの間、タイムトリップしたような感じで、これまた貴重な体験でした。

 

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ビジターセンターを後にし、散歩再開。

眩しい光のなか、ゆっくりと歩いていたら、

最強に癒しの場面に遭遇しましたo(^▽^)o

 

良かったら動画も見てみてくださいね。とっても懐っこかったです♡

 

 

 

好奇心旺盛なちびっ子を優しく見守る親ガモさん。

信じるという事も子育ての鍵なんだろうな。。。と、最近の自分の子育てと照らし合わせてプチ反省。そして、気づかせてくれてありがとうと感謝(*´ω`*)

 

親が子を愛おしく思う気持ち、

ご先祖様や地球が私達を思う気持ち、

私達が未来の子供達や地球をを思う気持ちが一気につながって、なんだか、ハートの深い所がほっこりとじーんと来てしまいました。

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

家に帰って、日向ぼっこしながら紅茶を飲んでると、何とも外が騒がしい気分。

 

外に出て空を撮ってみると、こんな感じでした。

 

♡♡♡ハートちゃん♡♡♡

 

 

 

なんだか、エネルギーが胸に直接注入されてくる、そんな力強い雰囲気でした。

 

ちなみに、後から知ったのですが、

夫ちゃんの情報によると、この9月6日の満月のタイミングで、クライストーチャーチにオーロラ観測予報が出ていたそうです。大きな太陽フレア爆発があったとかで。

 

曇りでオーロラは見えなかったようですが、どおりで、そわそわしたわけだ、と、狼女になりそうなくらい冴えていた私は納得したのでした。

 

 

更にその翌日9月7日の夜、つまり昨夜の事ですが、車を運転していたら「999」のナンバープレートの車と、「99」というシャツを着た人の後ろ姿を同時に見かけました。

 

ああ、何かのサインなんだろうなぁ~と、思いながらふと気が付いたのですが、その時にラジオから流れていた曲はマイケルジャクソンの「ヒール ザ ワールド」だったのでした。

 

ああ、またもや、「子を思う気持ち、地球を思う気持ち、全てを包み込む大きな愛」というメッセージ。

そっか、そうなんだ、今まさに、一人一人の意識、意思が試されているんだ(それぞれが自分自身に問いかけているんだ)。と、6日の出来事とまた繋がり、一人で運転しながらジーンと来てしまいました。

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~

ヒール ザ ワールド 世界を癒そう

 

君の心の中に
1つの場所があるよ
そして分かってる、それが愛だって
そして、それは
もっと
明日よりも今輝けるさ
そして、君が本当に探すなら
どこにも泣いてしまう理由なんて
ないんだって分かるはずさ
君は思うだろう、ここでは
傷つくことも、悲しみもないんだって

そこに行きつく
方法は沢山あるんだ
もしも君がもう少し気にかけながら
生きていきさえすれば
小さなゆとりを作ろう
より良い世界にしよう…

世界を癒そう
もっと良い世界にしよう
君のため、僕のため
そして人類全体のために
みんな死んでいくんだ
もしも君が、命あるものを
もう少し気にかけてあげられるなら
より良い世界にできるさ
君のため、僕のため

もし君が、偽れない愛が
なぜそこにあるのかって
知ろうとしているのなら
愛は強くあれるよ
喜びを分け与えることだけを
考えていこうよ
僕達が望むなら
きっと見つけられるさ
この大いなる幸せの中から
僕等は感じなくなるんだ
恐れ、恐怖なんかは
存在してるだけなのは終わりにして
生きることを始めよう

そして、いつもそれを感じるのさ
愛だけで、僕らが成長するのには
十分なんだよ
だから、より良い世界を作ろう
より良い世界を…

世界を癒そう
もっと良い世界にしよう
君のため、僕のため
そして人類全体のために
みんな死んでいくんだ
もしも君が、命あるものを
もう少し気にかけてあげられるなら
より良い世界にできるさ
君のため、僕のため

そして僕らが
思い描いている夢が
その喜びに溢れた顔を覗かせる
そしたら、僕らが
信じてきたこの世界が
もう一度美しく輝きだすんだ
なのになぜ僕達は今でも
命を窒息させて
この地球を傷つけて
魂を責めているのか
全てが真っ白に見えるのに
この世界は尊いんだ
神様が育ててくれたんだから


僕らは高く飛び立てるさ
魂を決して殺さないようにしよう
心の中で
君たちがみんな、僕の兄弟だって
感じるんだ
恐怖無しで
世界を作り上げよう
一緒に泣いて
素敵な年月を生きよう
全ての地域で
みんなの剣を
鋤へと変えよう


本当にそこにたどり着けるよ
もしも君が、命あるものを
もう少し気にかけてあげられるなら
小さなゆとりを作ろう
より良い世界を作るために…

世界を癒そう
もっと良い世界にしよう
君のため、僕のため
そして人類全体のために
みんな死んでいくんだ
もしも君が、命あるものを
もう少し気にかけてあげられるなら
より良い世界にできるさ
君のため、僕のため


みんな死んでいくんだ
もしも君が、命あるものに
もう少し気にかけてあげられるなら
より良い世界にできるさ
君のため、僕のため


君のため、僕のため


僕等が生きていく、この世界を癒そう
子供達のために、守っていこう

*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

明日は9月9日。くくりの日。

どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいね。

 

今日も書いているうちに盛り沢山の内容となってしまいましたが、お読みくださりありがとうございました。(*´▽`*)

 

 

 

PS;少しタイムリーだと思ったので、

こちらの記事をシェアさせて頂きますね。

白い犬の導き ~先祖の愛~

タカテルさんのパートナーさんのお話で、

白い犬とご先祖様のお話です。

 

 

この絵の白いワンちゃんが、気になっていたのもあり、とてもタイムリーで心に響く内容でした。

 

しかも、映画「モアナ」の話の元となった神話がマオリ族のものだと書いて下さっていて、(勝手にですが)繋がりを感じて嬉しかったです♪