はじめまして | 伊豆下田移住ブログ

伊豆下田移住ブログ

とある離島に住む50代サーフィン好きなおっさんが、伊豆下田への移住を画策するブログです。

 

はじめまして、izu326と申します。

初投稿の今回は、僕の自己紹介となぜ移住しようとしているのかなどについてお話しようと思います。よろしければ最後までお付き合いください。

 

まず僕の自己紹介ですが、とある離島で地方公務員(管理職)として働いています。年齢は54歳(もうすぐ55歳)です。

家族は妻と犬2匹、そして東京に離れて暮らす娘2人がいます。

僕の趣味はサーフィン。その他好きなことは車(ドライブ)や旅行、観葉植物育てなどです。

 

さて、そんな僕がなぜ住み慣れた島を出て移住することを考えているのかと言うと、一番の理由は島での仕事や暮らしが嫌になってしまったからです。いや、正確に言うとずっと前から嫌ではあったのですが、親の介護や娘たちの教育費などで仕事を辞めることができなかったのです。ところが今、僕も妻も共に両親は他界し、上の娘は社会人、下の娘も大学4年となり、もう我慢しなければならない理由がなくなりました。

 

島での仕事や暮らしが嫌になってしまった理由ですが、離島の地方公務員と言うと、楽で安定している仕事だと思われがちです。しかし実際には、仕事量は多く難解であり、日々起こる様々な問題をわずかな人数で解決しなければなりません。高齢者が多い離島では行政への依存度が非常に高く、やってもやっても問題は増える一方で、住民や議員からの突き上げも日常茶飯事です。さらに「公務員」としての立場は日常生活にも及び、勤務時間外や休日などでも道で人に会えば「あそこの街灯が切れてる」「あの道路はいつになったら直るんだ」などと言われ、温泉に入っていても、外食をしていても、買い物中でも同様です。休日や夜間に自宅にまで来ることもあります。さらに言えば、私は望まざるとも今は管理職という立場ですので、部下の行動の責任はもちろん、自分自身の責任も非常に重くなりました。

 

例えば趣味のサーフィン。年に数回くる大きな波を日々待ち焦がれていますが、いざその日がくると「〇〇長(管理職)のくせにあんな危険なことをして」などと陰口を言われます。

「気にしない」という方法もあるでしょう。でも僕には無理でした。

 

我々公務員は「公の奉仕者」として、住民のために働くのが仕事です。実際に以前は僕も「住民の役に立ちたい」という気持ちが強くありました。しかし今は住民が皆クレーマーに見えてしまい、この人たちの役に立ちたいという気持ちはすっかり消えてしまいました。

 

そうなるともう公務員としては失格ですよね。であるならもう辞めるしかありません。

僕は今年度いっぱいで今の職を辞そうと思っています。

 

島の暮らしが嫌になった理由はほかにもあります。

とにかく僕の住んでいる島は狭いので、毎日同じ景色を見て、毎日同じような生活をしています。旅行に行きたくても立場上なかなか長期の休みをとることができません。僕はそもそも好奇心が強いタイプで、いろんな場所に行って、いろんな経験をしたいのですが、やりたいことができず欲求不満ばかりが積もります。毎日が楽しくなくなり、最近は妻にも「笑わなくなった」と言われるようになりました。

 

こうなるともう重症です。たぶん鬱の一歩手前でしょう。

のっけからネガティブな話題で申し訳ないのですが、そんなわけで僕は島を出て移住する道を選んだのです。

 

長くなってしまいましたが今回のお話はここまでにしておこうと思います。

次回は「なぜ移住先に伊豆下田を選んだのか」という点についてお話ししたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。