伊豆河津町の国道135号線沿いにある「旅の駅 伊豆オレンヂセンター」は、伊豆の名産品をはじめ、オリジナル商品なども販売している老舗のお土産屋さん。

 

以前から、看板にある「ウルトラ生ジュース」が気になっていたのですが、いつもこの前を通るとき、稲取の朝市でキンメの釜めしを食べたあとだったり、河津の鰻を食べに行く途中だったりと、あまりジュースを欲する気分ではなかったのでずっとスルーしていました。

 

 

 

そんな中、先日ついにチャンス到来。

あちこち観光して、何か飲みたいなぁと思ったタイミングで立ち寄ることができました。

 

まずは、ジュースの前に店内を物色。

干物やワサビなど定番品の他、店名にもあるオレンジ(みかん)関連の商品が豊富で、そのままのみかんはもちろん、ドレッシングやクッキー、ジャム、お饅頭など、これでもかというくらいの種類が並んでいます。

 

 

 

 

 

 

みかんとは関係ないですが、他ではあまり見かけなかった伊豆のお酒があったので1本ゲット。

まだ開けていませんが、飲むのが楽しみです。

 

 

 

お土産も見つかったところで、念願の「ウルトラ生ジュース」をいただきます。

このジュースは、季節のみかんの生搾りに、みかんの花から採ったハチミツが入っていて「1杯飲んだら3年長生き」するという触れ込み。

 

 

 

 

サイズは3種類あり、今回は「グランデサイズ」を一つ頼み、二人でシェアすることにしました。

注文したあとにカウンターのジューサーで絞り、できたてを渡してくれます。

 

 

 

 

ジュースはテイクアウトもできるし、店内の休憩処で飲むことも可能。

 

 

 

けっこう大きなサイズだったので、二人でも1杯で十分でした。

そして、みかん自体が甘いのか、ハチミツの甘さが勝っているのか、酸味はほとんど感じないほどの甘さ。

好みが分かれるところですが、みかんの酸っぱさも欲しい人にはちょっと物足りないかもしれません。(が、子供は絶対好きだと思う)

 

ちなみに「ゆるキャン」でも飲んでます。

 

 

 

 

ジュースも飲んだし、お土産も買ったし、もう用事は済んだと思いきや、「伊豆の踊子」の美術館があるということで入ってみました。

 

 

 

美術館には、物語の場面が描かれた日本画や資料などが展示されています。

絵は色彩豊かでわかりやすく、物語の世界をイメージできるので、踊子ファンにはおすすめ。

これを見た後、同じ河津町にある川端康成が逗留し伊豆の踊子の舞台となった「福田屋」に行くと面白いかも。

 

 

 

 

さらに奥には、暖簾で仕切られた「浮世絵 奥の院」という部屋が続いていました。

こちらは、未成年者立ち入り禁止となっています。

 

 

 

 

幸い私はとっくに未成年ではないので入ってみました。

 

わぉ!

 

葛飾北斎など有名どころの浮世絵がずらりと並んでいるのですが、いわゆる「春画」というやつで、確かにお子様には刺激が強い。

 

 

 

 

他にも、どんつく神社のご神体のようなブツが雛段に居並び、もはやカオス状態。

 

 

 

それぞれのどんつくには名前が付けられ「最高傑作」や「ギンギラギン金賞」「役立たず」など完全に遊んでいる様子。

 

その脇には「他言無用」と小さく掲げれていますが、そんな気はサラサラない感じが見て取れて思わず笑ってしまいました。

 

 

暖簾で区切られてはいるものの、簡単に突破できてしまうので、お子さん連れの方はくれぐれもご注意ください。

 

 

ドキドキしてお腹が空いたら、併設された「食事処 河津の庄」でランチもできます。

まだ入ったことはないのですが、名物の「とろろ」が美味しそうなので、今度はこのお店を目的に来てみようかな。

 

 

 

 

色々楽しませてくれる場所なので、河津へ来た際はぜひ立ち寄ってみてください。