新井の宝専寺には与謝野晶子と鉄幹の歌碑があります。
前に来た時は探すことが出来なかったのです。
元朝日新聞ロンドン特派員を務めた嶋谷亮輔氏が営んだ山荘
が一碧湖の高台にありました。
昭和13年発行の「友を語る」という本に、この山荘のことを晶子は
書いています。(一碧湖ガイドブックより)
これは前のブログに書いたものです。
http://ameblo.jp/izu-a-r-r/entry-11236878310.html
与謝野晶子・鉄幹は一碧湖の山荘に行く時に宝専寺に寄ったようです。
この日も静かな日でした。
ちょうど植木屋さんたちが入っていました。
とても綺麗な境内です。
有壁庵兎山歌碑 1795年(寛政7年)俳人一茶と歌仙一巻を巻く
と残されているそう。
浄土真宗本願寺派のお寺。
立派な彫刻は獅子?
昭和5年に与謝野晶子・鉄幹が宝専寺を訪れた時に歌会が催されました。
その時に詠まれた歌の短冊が宝専寺さんに残されているそうです。
与謝野晶子の歌碑
伊東氏占めて三浦に対したる半嶋の春梅椿咲く
与謝野鉄幹歌碑
磯寺の竹の林を通す雨しづかに聞けばまじる浪音
その後に訪れた時に与謝野鉄幹が詠まれた歌です。
五位鷺のしどけ鳴きぬる夏の夜の話しもします山坊の人
宝専寺から伊東の街を望む
昔は波の音が聞こえたのでしょう。
大きなトンボが飛んで来て、池の網に止まりました。
本日 5月29日は「白桜忌」 与謝野晶子の命日です。
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