万葉の小途は鎌田の松川上流沿い、林道八代田線
にあります。
もう何度も行っていますが、今回はちょっとした気づき
がありまして(^_^.)また行ってみました。
七滝? 滝があっても上からは見えない(>_<)
奥野ダムが造られた時に、この道も四季の散策路に
することが、企画者の夢だったのではないか・・・と
「伊東の文学碑」という本に書かれていました。
作者未詳 「つきくさ」 歌碑
朝霧に咲きすさびたる鴨頭草(つきくさ)の日くるるなへに
消ぬべく思ほゆ
つきくさはツユクサのことで、日暮れにしぼむのですね。
下の方では川の流れる音がしてきます。
そしてここが稚児ヶ淵。(何度も書いてますが)
頼朝、八重姫、千鶴丸の伝説が残されています。
http://ameblo.jp/izu-a-r-r/entry-10864266757.html
気付いたこと。
この歌、「朝霧に咲きすさびたる~ 」
の歌碑がここに置かれたということ、
それは 頼朝を想う八重姫の気持ちを表したような歌だから
なのかな。
そして我が子、千鶴丸を失い悲しむ気持ちと重なる。
朝霧に咲き盛っていたつゆくさが、日の傾きといっしょに
短い生涯を終えてしまうように、わたしもまた、
日暮れになると、愛する人を待つ心のために、身も
消え入るばかりに思われる。
伊東の文学碑より
人を愛する切なさみたいなものを感じてしまいます。
大伴坂上郎女(おおともさかのうえのいらつめ)
いつも絶えなかった使いが来なくなってしまったので、
何かあったのかとたいへん心配していました。
万葉集から花木の歌六基の碑が建てられています。
中伊豆バイパスができる前は、きっと民家もあまり無くて、
もっと風情ある通りだったのではないかと思いました。
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