松月院の弁財天 という伊東の民話・伝説に
出て来ます。
伊勢国津藩主藤堂高次の側室 冷川御前のお話は
知られています。
冷川御前＝お光
お光の父親は伊東（鎌田付近）の武士だそうで、
（養女になった）
お光が川で洗濯をしていた時に、江戸から湯治に来て
いた藤堂高次がお光をからかったところ、お光は水を
浴びせた。
高次は気の強いお光と貞淑なところを気に入り側室に
迎えた。
このようなお話があるようです。
東向寺にある冷川御前の親と兄夫婦のお墓を東向寺の
方に案内をしてもらいました。
冷川の田舎の娘が側室に向かえられたということは、
大変な出世ということで、「出世物語」として
言い伝えられているとか。
この東向寺から車で数分。
農道を走って行きます。
この案内版の下の方になるので、
崖みたいな所にあります。
今は行き止まりのようですが、この道は鹿路庭峠の旧道
に繋がっていたらしい。
下から見上げるとどうやらあれが「頼朝石」らしい。
きゃ！ こんな所を歩くの～？
古道に突き出した大きくて平らな石は、この古道を
歩いて来た人たちが休憩する石だったのかも知れない。
頼朝伝説の一本の梨の木
伊豆の伝説より
石の高さは地上に露出している部分が一丈余り（約3ｍ）
広さ約5坪である。
石の割れ目から生えている一本の梨の木は、数百年を
経たと思えるような老木である。
（今はありません）
昔、頼朝がこの地に行楽に来て、この石に腰を下ろした。
その時、石の上に捨てた種から芽が出たのだという。
頼朝伝説は伊豆各地にあって、それだけ伊豆の人に
とって偉大な存在だったのでしょう。
歴史は楽しむもの・・・
この古道は曽我物語の河津三郎祐泰を手懸けた
大見小藤太と八幡三郎が大見郷へ戻るときに
通ったと言われているそうです。
こんな景色を見たのか・・・・
応援お願いします(^-^)/
人気ブログランキングへ