伊東には赤牛が大暴れしたという伝説が多いです。
赤牛は美しい女性に化けたり、狐に化けたりしているようですが、ここ
池の龍渓院には”赤牛の位牌”があるのです。
伊東市池の龍渓院 ーふるさと 池の郷土誌よりー
曹洞宗のお寺で、河津にある普門院の末寺にあたる。
寺伝によれば修行の途中に立ち寄ったケンソウ禅師(斉藤竜興の
三男和泉守良考)が赤牛を成仏させたあと、村人の強い願いを
聞き入れて、この地に創建したという。
永正17年(1520年)のこと。
龍渓院の赤牛の位牌ーふるさと池の郷土誌よりー
ー夏に咲く百日紅の花は実に見事ー ふるさと池の郷土誌よりー

<赤牛> ここにも登場しましたね(大池(一碧湖)の赤牛伝説もある)
伊東市池に灰寺となった福泉寺というお寺がありました。
福泉寺跡ーふるさと池の郷土誌よりー
天正17年(1589年)頃にはすでに無住の荒寺となっていた。
いつ頃建てられたかは不明。
十一面観音が福泉寺の御本尊であり、龍渓院の観音堂に祭られている。

龍渓院の観音堂(今年3月撮影) 十一面観音が安置されている。
<赤牛>
福泉寺の赤牛伝説は・・・むかし、むかしのこと。伊豆の天城連山のひとつに
遠笠山という、笠を伏せたような・・・
というのがあります。
長いお話なので、またアップさせていただきます。
龍渓院の赤牛は1520年には成仏していた・・・
”大池(一碧湖)の赤牛とお経島の伝説”によると、吉田の光栄寺の
六世日広上人が寛文年間(1661~72)に大池(一碧湖)十二連島
に渡り、お経を島に納めたということです。
この大池(一碧湖)の赤牛は、赤牛になったり、狐に化けたりして
旅人を困らせたとあります。
ーまとめー
池で大暴れした赤牛は化けて一碧湖に来て,また大暴れした!
(まったく個人的な見解なので軽く流してください・・・)
悪さした赤牛が反省しているようですョ。