松原の湯(伊東市 松原) | 伊豆高原 遊リゾートのちーさん

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伊東   松原の湯                森 善寿


猪戸の元湯は、松喜旅館、清風閣(今はありません)のところに

あった共同湯です。


周辺は古木も茂る草原で、小川へ向かう道の脇を入ったところに

あった杉皮ぶきの粗末な建物でした。


地下室のように、一段下がったところに浴槽がありました。

昔は男女混浴だったといわれています。


しかし明治三十三年から男女の別に分けられ、脱衣所も浴槽も

板羽目で区切られ、うす暗い灯りがついていました。


入り口には、組合員以外の人たちから半銭、一銭をもらうための番台と

脱衣所がありました。


出来湯は、伊東駅から湯の花通りへ入る右角にありました。


伊東駅、湯の花通り、湯端町など辺り一面は田んぼでした。


小川へ向かう道を隔てて、たまり湯の池がありました。


池の周辺には葦(アシ)が茂り、数本の桜の木などの陰からいつも

湯けむりが立っていました。

たまり湯でもかなりの温度がありました。


夕方になると農家の人たちが、一日の労働に疲れた馬をつれてきて、

からだを洗ってやりました。


馬の手入れがすむと、桜の木などに馬をつなぎ、男衆もたまり湯に入って、

一日の汗を洗い流しました。


桜の季節ともなれば、たまり湯に散る花の下で、馬を洗う、夕暮れどきの

のどかな風景がみられました。


出来湯に前の川は、猪戸通りで元湯から流れる湯と合流して、

大川橋の西際から大川へ入っています。


この川に沿った、旧静岡銀行辺りにたまり湯がありました。


池にはいろいろな小さな魚が棲み、川では大きなうなぎも釣れたといいます。


都市化が進み、川の大部分は道路の下の暗渠(あんきょ)となりました。


松原の裏通りの一部に、わずかに古い川筋が残っています。


元湯や出来湯の湯が流れていたことから、


この川は「湯川」といわれるようになりました。



猪戸の元湯

傷ついた猪が湿地でヌタウッている様子を見て、効験のあるのを知り、温泉を

掘ったのだという。
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