こんばんは
とても嬉しいことがあったときに
ラグジュアリーなホテルにて
とても幸せな一日でした
だって息子が頼ってくれたから
もうすぐ一人暮らしを始める末っ子
36歳の時
頑張って産んだ三人目の子
いっしょに彼の引っ越す場所に行ってみた
とても暮らしやすそうな街で
ここなら彼は楽しくやっていけるに違いない
その帰り道
ある大学のキャンパスに立ち寄りたいと言うので
息子の言うままに導かれるように奥へ進むとテニスコートが見えてきて
今、まさにテニスの試合が始められるところだった
超有名私立大学のキャンパスだった
「日本の学生テニスのトップレベルのやつらなんよ」ボソッ息子が言う
彼は大学ではテニスはやらなかった
自分はとてもついていけないからと
サークルにすら入らず
でもテニスへの情熱は消えていない
だから見たかったんだという
「この学生たちのようにこの子にも恵まれたテニス環境を与えてあげていたら…」とよぎる
帰りに別れ際、
「今日はありがとね！！」
とまっすぐな目でわたしに言った
あの子は
幸せな人生を歩むに違いないと
確信している
