被曝タイプの変移に注意 | 堕ちる日本

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事故発生から9ヶ月あまり、福島原発から飛散した放射性物質は、その危険性の質を変えつつあります。

これから最も危険性が高まるのが「濃縮型」の被曝です。いままで万遍なく飛散していた放射性物質が、雨や落葉などの自然現象により、思いもかけない場所に思いもかけない高濃度で集積される傾向が高くなります。

先日も千葉県の住宅街で有り得ない数値が出ました。

千葉県柏市で高濃度放射能汚染発生-文部科学省は側溝の破損による雨水の浸透の可能性を指摘
http://water-news.info/2046.html

今後、こういうケースが増えるはずです。

土地の汚染の場合はまだ感知できる可能性がありますが、問題は食べ物です。上記のような土壌汚染が起こると、特定の動植物の個体が突出した量の放射性物質を保持してしまう可能性がでてきます。全く同じような条件で育ち市場に出てきたはずの食品が、一株、一パック違うだけで非常に危険なものになりうるわけです。

結果、これから数年の間、原因不明の急性白血病などが増えると思います。危険地域の作物が生産され漁獲され続ける限りこのロシアンルーレットは続きます。

福島産の野菜を食べまくって見せた大塚キャスターが急性リンパ性白血病で入院
http://matomeron.ldblog.jp/archives/532939.html

原発事故直後からの累積的な被曝については、その被害が統計として現れるまでまだ何年も時間がかかるはずです。しかし、この濃縮型の被曝は本当に運次第です。ある日突然誰にでも発症する可能性があります。そして原発事故との関連性は証明されないでしょう。

粉ミルクからセシウム 明治ステップ、最大30ベクレル 40万缶無償交換へ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111206/trd11120614260011-n1.htm

どんなに厳密な検査をしても、汚染された地域での作付けと漁労を許可している限り、食品の放射性物質汚染はなくなりません。汚染された食品は必ず検査をすりぬけてきます。そしてその汚染の濃度と危険性は原発事故から時間が経つほど高まります

いま、企業は福島の産品を安く買いたたいて利益が出るとほくそ笑んでいるのでしょうが、そのうち手痛いしっぺ返しをくらうでしょう。下手をすれば一発で会社が潰れますよ。

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