石原の狙いはパチンコの深夜営業解禁か? | 堕ちる日本

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コンビニの深夜営業をやめろと言う同じ口で、パチンコは深夜に営業しろと言う石原都知事。その意図は年々厳しくなるパチンコの営業時間規制の撤廃にあるのだろう。

現状、パチンコの営業時間は地方自治体ごとの条例などで風俗店の一種として規制がかけられているようだ。例えば下は鳥取の例。以前は明け方から深夜0時までだった営業可能時間は、平成20年つまり2008年から9時から23時までに短縮された。各地で同様の圧力がパチンコ業界に向けられているはずだ。

http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=82581

震災による電力不足にからめてパチンコをやり玉にあげて見せる石原だが、その芝居の真意はこの規制の緩和にある。パチンコ業界としては、ここでひとつ捨て身の大芝居で深夜の営業権を獲得し、この夏場が過ぎて電力供給に余裕が出てきた段階で昼間の営業も追加して再開するつもりなのだろう。おそらく落としどころは電力消費ピーク時の営業自粛(閉店ではなく一部消灯など)と引き換えに、数時間の営業時間延長を要求してくる。石原はそれを渋々了承して見せる。

また、石原はカジノにも積極的なことで知られている。今回のパチンコの深夜営業要求の先にはカジノ利権の話もからんでくるだろう。

前回の都知事選では直前まで出馬の意思を明らかにせず、対立候補となりうる人物を次々に懐柔し後継者交渉の餌で足止めし楽々勝利したこの古だぬき。その発言の裏には常にどす黒い意図が隠されている。この人物は本当に汚い。幼稚なネトウヨどもは石原閣下がついにパチンコ叩きを始めたと歓喜しているが、パチンコの深夜営業で最終的に得をするのは誰かよく考えてみることだ。尖閣の時には、石原はアピールのために島に上陸しようとしたたちあがれ日本の党員をそれを理由に除名している。口だけ威勢のよい右翼には気をつけろ。

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