前回の自己紹介⑥では、フリスクケースに精神安定剤をパンパンに詰め、お菓子のように食べていたと書きました。
そんな状態でまともな思考になるわけもなく、風俗の求人を見るようになります。
この時の私は風俗を超なめていました。
セックスするだけだし、容姿がある程度良ければ誰でも簡単に稼げるんじゃね?と。
超高級ソープへ面接に行きます。
その場で受かるのですが、刺青と豊胸のことを話すと丁寧にお断りされました。
うちでは無理だけどこのあたりのお店なら大丈夫かもよ、と何軒かお店を教えてもらって面接へ行き、その中のある高級店で働くことになります。
自己紹介②で書きましたが、高校の頃から援助交際をしていたのもあり、身体を売ってお金を得る、ということへの抵抗があまりありませんでした。
薬で言動がおかしくなった私の相手をする人はいなくなり、孤立します。
そんな自分に気付かず、私をもっと見てほしい、構ってほしい、淋しいと思います。
私に対する扱いがおかしい、不当だと勝手に憤ります。
人恋しさのようなものが、セックスをすることで埋められていくというか、セックスをしている間は、自分が必要とされていると感じられました。
このお店でだいぶ稼いだはずです。
「はず」という曖昧な書き方しかできないのは、しつこいようですが薬の量が半端なく増えていて、この頃の記憶があまりなかったり勘違いしているところがあるからです。
今はなくなったベゲタミンAを4錠、ハルシオンを10錠、アモバンやサイレース4錠を
毎日寝る前に飲んでいました。
プラス安定剤を飴のように食べています。
この頃に夫と出会い結婚します。
結婚を決めた理由は、散々貢がせて結婚詐欺とか言われたら困る、と思ったからです。
私は本当に本当に最低な人間です。
依存症子の自己紹介⑧へ続きます。
依存症子の自己紹介⑥はこちら
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