昨年の11月くらいに開催されました「新宿ギタリスト会」で・・・酔っぱらってクリップチューナーを無くした小生。
いやぁ・・・酔っぱらって物無くすなんか久々でした💦
それはさておきそれから長い間供給不足だか生産停止だか解りませんが全然入荷しなくてプレミア状態まで高騰しておりましたそのクリップチューナー。
・・・先日入荷しており秒で注文!
もう使った瞬間「コレコレコレ!」と思ってしまう心地良さ///
チューナーの反応は最高に良いし、針の振れ方程良く、それでいてチューニングの精度も特に文句なし。
っぱコレなんよなぁ~と思いました(小並感)。
ところで話しが変わりまして・・・前回のスタジオ個人練習。
↑の写真で気付きましたでしょうか?!
そうです、コンパクト3つに電源供給しているアダプターが違います!(誰も気付かない)
実はですね、いつも使っておりますProvidenceのバッテリー・エミュレーターっていうアダプターを忘れちまいましてね・・・急遽スタジオ(Noah)で借りたヤーツを使ったんス。
で、このアダプター・・・なんか使い勝手良くない?!って思って・・・
クリップチューナーと一緒に買っちゃった(・ω<) テヘペロ
・・・お金無いのに何やってんのか?と。
GW明けて預金残高見たらあまりの少なさにビビって気を失いそうになったのに何をしているのか?と←先ずは競馬とタバコを辞めましょう(正論)
まぁ買ってしまったモンは仕方ない(無駄に前向き)。
ブログでレビューでも書いて1ナノミクロンでも皆様のお役に立てれば本望。
って事でやってみました。
「スイッチング式アダプター同士の比較」
先ず・・・アダプターってコンセントとかの「AC100V」を変換する装置の事っすね。
世の中色々なモンがありますが、皆様お馴染みの携帯の充電器(USB式のヤーツ)は「DC5V」に変換します。
で、そのアダプターには「スイッチング式」と「トランス式」ってのがありやして・・・
解り易く言いますと本体が軽いヤツがスイッチング式。昔のファミコンのアダプターみたいに無駄に重いヤツがトランス式です・・・ってもう既にこの説明で若い子は絶対解らんやんけw
ぶっちゃけ義務教育を殆ど放棄したアッシは詳しくは解りませんが・・・ザックリと纏めるとこんな感じ?の特徴がございやす↓
スイッチング式
・本体が軽い
・電流(アンペア)が大きい
・ノイズが出易い
トランス式
・本体が重い(トランス入ってるしね)
・電流が低い
・ノイズに強い
てな感じですかね?違ってたらすみません。良い子の皆さんは素直にGoogle先生に訊いて下さい。
・・・んでまぁアッシは基本的にトランス式を使っております。
でも今の主流ってスイッチング式なんスよね。ぶっちゃけトランス式はあんま売ってません。アッシの愛用しておりますProvidence様のヤツくらいでしたが、コレも最近は殆ど入荷していない印象・・・。
しかし職場に置いてあるのは小さくて邪魔になり難いスイッチング式のヤツを置いております。
って事でGWのクソ忙しい職場でサクっと比較してみました♪(←俺が社長だったら絶対にクビにするね)
比較対象アダプター「BOSS社/PSA-100S2」
手前がPSA100、奥が今回買った1SPOTですね。
PSA100はLEDランプがついており、アッシの持っている「S2」はコンセントに挿した時に光るLEDがブルーで、ケーブルの長さが2mです。
1SPOTの方はケーブルの長さが3mもあり、結構長いです。
(なお前の型のPSA100もケーブル長は3mあったらしいっす)
本体自体は1SPOTの方が大きいです。それに応じて重量も少し重めかな?まぁトランス式の比じゃないですがw
・・・どーでもいいですけど1SPOTのコンセントマーク?見てたら・・・
コレ思い出しました、ホントにどうでもいいですね(苦笑)。
上がPSA100、下が1SPOT。
ストレートプラグとL型プラグで違い、またケーブルの太さは1SPOTの方が太いっすね。
そして一番の違いは・・・PSA100の方はケーブルの途中でフェライトコアのノイズ対策がされている事です↓
開けたらこんな感じ(良い子はマネしちゃダメです)。
このキッチリした作り込みが日本のメーカー設計!って感じですね。
(製造は中国ですが)
さてさて、ウダウダと書いてしまいましたが・・・レビューしてみましょう!
と言っても電源なのであんま書く事ないですが💦
テスト環境
歪みスタックでテスト。
SHODデラックスとMXRのTimmyを使用。
アダプターから分岐ケーブルで2台に電源供給しております。
ギターはいつものESPで、アンプも職場での御用達、BlacstarのFLY3です。
で前述の通り書く事少ないので結果だけ・・・。
BOSSの方が
「ノイズが少ない」「歪み量が少し多い」「音のレンジが少し狭い」
という結果でした。
先ず「ノイズが少ない」は・・・多分ノイズ対策のフェライトコアが効いているんでしょうね。
とは言え↑のテスト環境では誤差レベルでしたが・・・それでもノイズが多い状況では無いよりはあった方が有利な気がしました>フェライトコア
「歪み量が少し多い」「音のレンジが少し狭い」ってのも誤差範囲です。
が、1SPOTの方が歪みが少なくレンジが広かったっすね。
コレは多分・・・アッシのテキトーな推測ですが・・・BOSSの方が電圧(V)が少しだけ低いんじゃないかなぁ?と思った次第です。
それがフェライトコアのセイなのかケーブルの太さなのか、はたまた本体の大きさ故なのかは解りませぬが・・・アッシの耳ではそういう結果になりました次第ですはい。
どっちが良い?とかって話しではありませんので、好みで選んで問題ないレベルだと思います。
個人的には2mではハコやスタジオによって長さが足りない事がありますので、暫くは1SPOTを使って行こうかなぁ~とは考えております。
「トランス式アダプターとの比較」
で、今回この記事を書くにあたり・・・「そう言えばトランス式と1SPOTの比較してないなぁ」と思い急遽やってみました。
ギターは変わらずESP。
エフェクターは・・・勝手な想像ですがなんかデリケートそうなマキノ工房さんのScylla Xで(笑)。
・・・と言いますか、Scylla Xは思いっきり「Just 9V」って書いてますのにProvidenceのバッテリーエミュレーターは「9.6V出力」なんですが・・・大丈夫ですよね?←やった後で訊くな
で、こちらの結果・・・ぶっちゃけ予想以上に出ました💦
先ずトランス式との違いでも挙げられてました「ノイズ」。
コレに関してはあんま差を感じませんでした。
それ以上に感じたのが「音」っすね。
バッテリーエミュレーター(Providence)の方がレンジが広く、特に手元でVOLを絞った時はしっかりとクリーンになり、上げると1SPOTよりも歪む・・・という結果に。
いやいや、V数上がったらレンジが広がるのは解るんスけど、クリーンになるんじゃないんスかね?
昇圧すると歪み難くなる、ってのが定説ですし自分も体感上そう思ってたんですけど。。。
正直な話し電池での音の違い云々じゃないですが、あまりその辺に関しては信じてない人間でしたが・・・このトランス式とスイッチング式の違いに関してはちょっと考えを改めないとな~と思った次第ですはい。
とは言えコレはScylla Xが特殊って可能性もありますからね。
でもまぁ中々面白い実験でした、ブログ記事的にはクッソ地味だと思いますがw