Keeley DS-1 Mod. "ULTRA" | New Guitar Note +

New Guitar Note +

Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

久々の連続更新。

今日はゆっくり出来ましたからね。

お出掛け&買い物、お昼寝、(急な)配信、そして料理と・・・。

いやぁ、なんか人間らしいノンビリ感が味わえて幸せでしたw

え?Veiledのレコーディング?(※)

さて、今日の話は(←)・・・

 

 

※・・・今日は進めてませんが、ちゃんと隙を見て進めております

 

 

 

 

 

 

2台の歪みエフェクター。

左側は当方のソロでレギュラー使用しておりました「JHS / The AT」ですね。

そして右側に鎮座しておりますのが本日の主役、今や廃盤商品となっておりますKeeleyがBOSS社のDS-1を改造した「ULTRA」という機種になります。

 

このKeeleyというメーカー、創業者のロバート・キーリーさんが・・・今はもう辞めたんでしたっけ?←知らんのに記事書こうとする猛者

ちょっと今調べた感じですと、辞めてはないのかな・・・?

ただ今回紹介するULTRAみたいなMod.(他社既製品の改造品)を今は殆どやってない?だけかも知れないっす。

Keeley創業時のスタッフ2名が立ち上げたMammoth Electronicsって会社が、ほぼ同じMod.品を作っていたみたいですが、こちらも今は全て生産終了になってますね。こちら2社に関わらず最近はMod.製品が少ない気がします。

 

で、今はオリジナル・ペダルを多数作っておられますKeeleyですが、初期の頃はやはりこのMod.系で有名になったメーカーさんですね。

以前所有しておりました「RATのMod.(ちなみにその後はJHSのMod.にも手を出しています。何だかんだRAT好きなんスね自分w)」、あと楽器店で試してすっげー良かった「TS-9 Mod.(スイッチ類が沢山ついたヤツではなく、Baked Modという名前の外見からは全然改造が解らないヤツでした)」、敬愛するAndy Timmonsが今も愛用している「BOSSのBD-2 Mod.」と・・・

そして今回紹介する同社DS-1のMod.となります。

 

 

DS-1に関しましては所有しておりますVintageをご紹介致しましたので、そちらの記事をご参照下さい↓

 

 

 

 

厳密にはMXR / Super Badass Distortionの記事ですが・・・

てか何回見てもサムネがヒデーなw←

 

 

実はこのDS-1・・・以前の記事には書きませんでしたが小生がガキんちょの頃に「初めて買った歪みエフェクター」だったりします。

 

当時は国内販売が終了していた時期で(年がバレる)・・・某楽器店で海外版の直輸入品をお安くゲットした次第です。

初めてのディストーションで・・・その音の良さに子供ながら感動したものであります、懐かしいっすね~

(ちなみにその初号機もまだ持ってたりします)

 

で、上京後・・・Keeleyが流行った頃に改造RATに買い・・・多分その後直ぐくらいにこちらのULTRAも買った・・・と記憶してます。如何せん15年以上前の話しなのであんま記憶にありませんが(汗)。

(当時の輸入代理店だった厚木のTahara楽器さんのステッカーが貼ってあります。田原さんは2010年12月に閉店されているので、11年以上前である事は確実ですな)

 

 

 

 

さて、そんな古くから所持しているハズのULTRAが何故今まで当方の記事に出現してこなかったのか?

それは「Toneのポット軸が折れていたから」なんです(実話)。

 

 

で、それを某所で修理してもらい、各所点検整備をしてもらってマジ数年ぶりに鳴らしてみましたよ。

 

 

 

 

 

 

鳴らした環境はまだ家庭用以下のサイズのミニアンプですが・・・

それでも懐かしい感じでしたね~

って事で軽くインプレッションです(比較機種は先日弾いていたDS-1の銀ネジ日本製)。

 

 

ノブは「DIST(歪み量)」「Tone」「Level」の3つ。

基本的な効き方はノーマルと殆ど変わらないかな?つまり基本的なセッティングはノーマルで使っていたままの方向で使えると思います。

例・・・ToneとLevelは下げ目がデフォとか

 

ノーマルとの一番の違いは、「TONE」の「O」のところにLEDが仕込んである事。

そしてそのすぐ横にモード切替SWが付いてる事っすね。

 

OのLEDについては・・・入力レベルに応じて点灯したりします。

つまり強く弾いたら明るく光り、減衰していくにしたがって弱くなっていき・・・無音に近くなると消えると。

で、どこかのレビューブログで「遊び心がある仕様」なんて書かれていましたが、確かコレってクリッピングとしてここのLEDを使っているんですよね?Marshallが昔出していた歪みエフェクターのガバナーと同じ感じ?

ガバナーも中を開けたらLEDが入っていて、同じように強く弾いたら~って感じだったので、多分そういう事なんだと。

 

モードの切替SWは、上にすると「Seeing Eye」モード。

これはULTRAの前に一瞬発売されていた、ULTRAの切替SWが無い版と同じ回路になるモードで・・・高品質(お上品な)DS-1の音って感じです。全体的に解像度が高い感じ?です。

 

で、SWを下にすると「ULTRA」モード。

これはSteve Vaiのリクエストで作ったモードらしいっすね(正確なソースは発見出来ませんでしたが、当時のVaiは「Ultra Zone」ってアルバムをリリースしてましたし、まぁ嘘ではないかな?と)。

Seeing Eyeとの音の違いは「少しGainが下がる」「少しレベルが上がる」といった感じ。写真で並んで写っているThe ATと同じでクリッピングの切替SWなんでしょうね。

で、今サラっとググってみましたら・・・↓こちらの方が素晴らしいご説明をされておいででした(勝手に引用)。

 

 

 

 

 

へー・・・Seeing Eyeの方はサトリアーニ仕様だったんですね?知らんかったです(;'∀')

こちらの方のブログ、中々面白くてついつい記事を書いている途中なのに見入ってしまいましたw

 

 

で、仰る通り低音はノーマルの比じゃないくらい出ますw

ただ、自分は全然コントロール出来るくらいかなぁ・・・と思いました。

それはまぁ自分がMetal系出身ってのがデカいんでしょうねwww

 

 

歪みの方向としては、やはり「しっかりと歪む系」です。

ま、DISTを下げればクランチっぽい感じでも使えますが・・・クランチだったらRaw Dawgとか↑のThe ATとかXoticのBBとかもっと美味しく使える子がいますからね。やはり真価としてはしっかり歪ませてあげる使い方が個人的に好きです。

 

今のトコロのセッティングは、1枚目の写真の通りになってます。

次回のライブではSuper Badass Distotionを使いたいのでこの子(ULTRA)の出番はありませんが・・・先々ではSuper Badass Distotionと入れ替えた方が、しっかりと歪ませた曲で活躍出来そうな気がしました。

 

って事でこの子のスタジオ・テストも兼ねて・・・次の日曜日はツイキャス配信で使ってみたいと思います♪

(勿論いつものPOD Goシステムに組み込んで~ですが)

 

 

 

 

 

【補足】

出したい音にもよりますが・・・DS-1の音に関してはこちらの方の解説が解り易くて面白かったです↓

 

 

 

 

 

 

・・・うん、やっぱり昔から使っていたセイか・・・

自分にとっては耳馴染みが良い音で好きですね(n*´ω`*n)