まさにタイトルどおり今回は西南戦争が描かれました。ただ次回の最終回含め、僅か2回で西南戦争を描くのは無理があり、案の定、戦場面は各戦いを紹介するドキュメンタリー的な感じになっちゃってましたね。まぁ戊辰戦争なんかもちょっとしか描かれなかったけど、隆盛の濃い人生を描くには1年では足りなかったかなぁ…これは新選組！にも同じように思ったことだけどw。歴史的側面で見ちゃうと、どうしても物足りなくなっちゃうんですよね…。
ただ人間ドラマとして見ると、西郷どんも面白い。隆盛の盟友・大久保利通が、東京に進軍する西郷らに征伐令を出し、隆盛らは賊軍とされ、西南戦争が始まる。しかし、政府の圧倒的な武力、兵力には勝てるわけもなく、西郷軍は次々兵を失い劣勢状況となる。隆盛はそんな状況を目の当たりにし、軍の解散を決意する。隆盛の人間味あふれる温情と、大久保の冷酷さが真っ向から対立する…そこにある2人の見えない思いを想像すると、切なくもあり面白くもある。
とうとう今日最終回となる、西郷どん。ラストにどんな感動が待っているのか、楽しみにしてます。