歴史の謎・不思議 Part2 | 以蔵のblog

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大河ドラマ「新選組!」放送以来から現在まで新選組…幕末にはまってます。さらに最近は宇宙に夢中…

またも更新が滞っておりました…久々の更新。前回に引き続き新選組ネタで(笑)。

今回は新選組史の中でもわりと有名な芹澤鴨暗殺事件について語ります。

文久3年9月18日(今の暦では10月下旬ぐらいかな…)に新選組筆頭局長であった芹澤鴨とその側近であった平山五郎が当時の屯所であった八木邸で何者かに殺された。実行犯は近藤勇率いる試衛館グループというのが通説だけど、真実についてはわからない。ただどの資料にも近藤らに暗殺されたとあるし、壬生寺には2名の連刻碑があるので、文久3年9月18日付近に2人が近藤勇らによって暗殺されたのは間違いないと思われる。

この暗殺の詳細は、子母沢寛という作家が書いた「新選組遺聞」の中の八木為三郎老人の壬生話という聞き書きで確認できる。八木為三郎というのは、八木源之丞の息子。幼少時代に母まさから聞いた話を何十年も経った後に語ったものの聞き書きである。時間経過による記憶力の欠如、人伝いによる内容の変化があるのですべてを信じるわけにはいかないが…その日はどしゃぶりで、芹澤を殺したのは土方と沖田で平山を殺したのは原田と山南、殺された2日後に葬儀を行ったとある。

その日はどしゃぶりだったと語っているが、9月18日の天候は晴れだったという。ここですでに矛盾が生じている。八木老人の記憶が間違っているのか、それとも暗殺日そのものが違う日だったのかわからないが、18日の2日前の16日は雨だったという。2日後に葬儀を行ったとあるから、16日に暗殺されて18日に葬儀したとするなら連刻碑の18日と八木老人のどしゃぶりのつじつまは合う。今となってはどちらが真実かはわからないが、最近では16日とする説が圧倒的に多くなってきている。しかし、俺は今自分の目でも確認できる連刻碑の文久3年9月18日を真実としたい。

あと実行犯についてもいろんな説があり判然としない。土方と沖田が居たのは間違いなさそうだが、その他は資料によってバラバラでわからない。ただ実際の事件に遭遇した八木老人と母まさの証言が第一候補になるのは当然かw。

長々語ってきましたが、結局何が言いたいのかわからなくなってきた…(苦笑)。いろんな諸説があり、幕末にタイムスリップして真実を確かめたくてウズウズしております(不可能な話だけど)w。

 

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