寒いです。
もちろん懐の話です。
地域にもよるんでしょうが、イレギュラーな人の多い会社だと、今がちょうど年の瀬だったりします。
不景気な言葉しか聞こえてきません。
半分は三味線でしょうが、深刻な懐具合は、どこも誰しも共通みたいです。

実力と余剰で後光が差してる凄腕の方々はともかく、どこも出銭を抑えて、スリムな所帯になってるみたいです。

本来なら年末にかけてカキイレ時なのに、経費を抑えると自然に売上も小さくなるのは、カイてばかりいる中学生にだって分かる理屈です。

経費削減されてアブレた人は、下へ下へと向かいます。
ホールを徘徊するガキプモドキを見るにつけ、もしかしてこいつらもか、という気がしてなりません。
お客は皆、プラマイゼロの能面ヅラか、悲壮感たっぷりのマイナス顔です。
中には空気読めない百姓ヅラの確変中年がコヒレに手振ってたりしますが、大体は万年生理痛みたいに曇った顔で金をくべてます。
不況に強いだの娯楽の殿堂だのと呼ばれてましたが、リーチで手を離すぐらいの学習能力しか持たない庶民には、到底手の及ばない高尚な遊びになってしまったみたいです。

さて赤の他人の心配どころか、自分このところ、公私共にクスブってます。
まあ公も私も最初からロクでもないんですが、それにしたって神様あんまりです。

性根の腐った友達なんかクスブリが伝染るからと、自分の前じゃマスクして喋りやがります。イラッとします。
復活した暁にはこいつの3番目の女を容赦なくやりくりしてやろうと思います。

とりあえず体裁は保たないと男じゃないのでグチや弱音は吐けません。
今、心の中で架空の人達と
「水を張った洗面器に顔をつける」
脱落レースしてる感じです。
これは有名な教科書なんですけど、息苦しくて顔を上げてしまう人を、じっと辛抱しながら待っているイメージです。

いいオトナが洗面器に顔突っ込んでるだけでも相当ミジメなのに、我慢しきったとしても達成感には程遠いものだし、仕事してたら多少なりとも付いて来る業績や賞賛もありません。
むしろ勝ち続けた分、恨まれる事はあっても、喜ばれることは無いと思います。
不景気にとどまらず暗い記事でごめんなさい。

ふと思い当たるフシがあります。
癒着プロとして培ってきた勘が、何かを囁いてます。
悪い事は重なります。

ちょっと泌尿器科に行ってきます。
皆さんナマ牡蠣にはくれぐれもお気をつけ下さい。


急ぎます。
モスから眺める銀座通りの街路樹も、次第に色褪せてきてます。
すっかり肌寒くなっても、薄着のオネーチャンの絶対領域に季節は関係ありません。
ブーツが少々臭っても、目の前の性欲に忠実な生活者の皆さん毎日お疲れです。

冬到来で忘年会シーズンが近付いて、皆さんソワソワしてる頃かと思います。
ニワッカーズのグルっぽ(通称肉xi)の棒年会スレを拝見しました。
参加人数もさることながら、ただならぬソワソワ感がたしかに伝わってまいりました。
ふと参加構成員のリストを見てみますと、軽く200を超えてます。
その多くが、日々起きてる時間の大半をホールで過ごしてらっしゃると考えると、感慨深いものがあります。

師走になると、お坊さんだって忙しいんですから、それよりもずっと生臭い生活者の皆さんは、数少ない還元月とされるこの11月は、少しでも積んでおきたい大切な時期だと思います。
どちらさまも風邪など引かぬようご自愛下さい。

さて連日というより積年の、不摂生で酷使した自分の肝臓に不安を覚えて、先日クズのくせに朝から内科に行ってきました。

意外に違和感がありません。
朝から並ぶのは、病院でもパチンコ屋でもある意味「患者」です。
前にいくにつれ、ヒマでかわいそうなのも共通してます。

微妙に透けてる看護婦を探している内に、無事検査も終わりました。
意外に高い診察代とズボン姿の看護婦に若干の不満を感じながらその日は俯いて帰りまして、後日、結果を聞きに行きました。
所詮内科です。
泌尿器科ほどの緊張感はありません。

判決は「肝機能に経過観察の必要あり」との事で、具体的に何ら問題ない訳です。
要するに「執行猶予」って意味ですから堂々の勝訴です。
善いことは急がなくちゃいけませんので、帰りに祝杯をあげました。

さて、世間には酒でしくじる方が多いと聞きます。
手グセ・酒グセ・女グセと申しまして、たいてい不治の病です。
これがまたタチの悪いことに、併発する事はあっても完治する事はまずありません。
まあ、酒で乱れるのは、例えれば台パンみたいなもんでしょうか。
本人含め誰も喜びませんし、救われません。

しかしながら、日本はまだまだ酒におおらかな社会です。
まして肉xiで出会った仲間ですから、同病相憐れむことにします。
どうせ皆お互い患者でしょう。
稼働時間・病状・チョウエキと、重い人の方が貫目が上というのも共通してますね。



続きます。

人は同じくらいの歳でもそれぞれ中身と程度はまるで違うみたいです。
某地方に「ちょなn」さんというクロートがいます。自分のような見当違いが紹介するのはおこがましい本物なので、誰だか分からないよう伏せ字にしました。
勝手に同年代と思ってますが、この人と自分とじゃフランス人形とダッチワイフぐらい違います。
歴の長い生活者でも、読んだ後しばらく引きずられるような内容の記事をお書きになります。
先日の記事で、台の音量や振動と、回りムラとの関連性について、豊かな経験に基づく明瞭な展開で、ご自身の考察を控えめに述べておられました。

奥ゆかしい方ですから、もちろん断定は避けてますし、結論というより疑問の提示に近い形ですので、これに対する反論や口答えは的外れだし野暮の極みです。

自分も大ハマリはともかく、回りムラについては理不尽な思いをずっと感じてきました。
かといって明確な答えに出会えぬまま今日に至ります。
昔みたいに千円で30前後回る台なら多少のムラは鼻クソですが、現状の2~3回転はまさに死活問題なのです。

デジタル抽選の前に、釘抽選ですでに出バナを挫かれる昨今、台の振動と回りムラの関連性がもし解明されることが出来たら、これは少々の止め打ち云々のレベルを遥かに超えるものだと思います。

これ、誰か完璧に解明して対処法まで確立できたら、まさしくクズの恩返しです。この方の記事からますます目が離せません。

自分は常々、歴が長いからといって無条件で他人を崇める趣味はありません。若くても練れてる方は多くいますし、逆に歳ばっか喰ってダメっぷりだけ目立つ輩なんかはむしろ掃いて捨てる程います。他人事じゃないのでうっすら涙目です。

そんな折、疑問のままフタをしてきた事を一つ思い出しました。
昔、複数の年長プロが「ヒコーキ台の下皿の玉を抜く・抜かないで波が変わる」とやたら言い続けていた事です。

可愛げの無い自分はオカルト乙と聞き流してましたが、もしかしたら下皿に玉を詰めることで、釘や盤面の振動と玉の寄りや飛び方との間に、何らかの関連性があったのかもしれません…
もし影響があるとすれば、アナログなハネモノだけに、その効果は現在のデジタル機の比ではないと思います。

せっかくのヒントに触れながら、20年以上も放置してきた自分はやっぱり節穴です。ニワカの皆さんの英知に期待しますね。


続きます。