私のヨーガ教室のカリスマは、対面で話したとき、
何か吸い込まれるような(眩暈のような)独特の感覚に襲われます。
 
一つ一つの所作、話し方もゆったりしており
 
「この人は怒りという感情からは無縁なのではないか」
 
 
という錯覚に陥ります。
 

 

この感覚に溺れて

 

「この人なら私の人生の苦しみを分かってくれるに違いない!」

 

 

と催眠術にかかった人が、このヨーガ教室にしがみつきます(今は目が覚めていますが、恥ずかしながら、私もその一人でした)。以下、催眠術にかかった方々のブログを読んで頂ければ、その雰囲気が少しでも伝わると信じています。

 
 
 

 

 

 

 

 

 

色々感動されていますが、結局は、憧れのアイドルを目の前にして感動する『追っかけ』と同じです。

 

ブログ記事を書かれた方は、不幸にも身内が亡くなって精神的に落ち込んでいるときに、
タイミング良く(悪く?)その不思議な雰囲気のカリスマに出会っただけなのです。

 

 

このカリスマはあなたに一体何をしてくれたというのですか?

 

カリスマは、ただ単にハガキを一枚あなたに送っただけです。

 

ハガキ一枚送っただけで、心底感動して『追っかけ』になってくれることをカリスマは見抜いているのです。

 

 

そういったカリスマの本性が如実に現れた事件を以下ご紹介いたします。

 

 

私のヨーガ教室では、

指導者養成コースのカリキュラムを無事に終えた人に対して、
数年に一度、資格授与式を執り行います。

コース生にとっては、

 


「長いヨーガの訓練をやっと終えた!」

 

 


と一区切りが打てる重要な瞬間になりますね。

そんな重要な式典であるにも関わらず、
それと取り仕切る副院長は、あり得ないミスを犯しました。

11期生の資格授与式のときに、
式を取り仕切っていた副院長は、こともあろうか、

最も重要な資格証明書にコース生の名前を書き忘れていたのです。

式典が進行している最中に気付いてしまったので、

 


「なんでそんなあり得ないミスを犯すの?」
「11期生がないがしろにされている!」

 


と、11期生は式中に怒り狂ってしまい、式は修羅場と化しました。


しかし、式典に出席していたヨーガインストラクターのONMR先生は

 


「こんなことで取り乱すなんて、ヨーガが身についていない証拠だ」

 


と、火に油を注ぐセリフを平然と吐き捨てました。

ONMR先生、副院長の大失態には何も言わないのですか?

 

二代目の権力には逆らえないということですか?

 

上の失態にはじっと耐え、下の者をそうやって非難するのがヨーガなのですか?


また、カリスマを含む重鎮たちに至っては、椅子に座ったまま身動き一つしませんでした。まるで他人事のように

 


「嵐が静まるのを待とう」

 


というスタンスがミエミエでした。

カリスマ・重鎮は、普段、愛だの、平和だの、調和だの唱えているのに、
修羅場になるとダンマリなのですか?取り乱す11期生が悪者なのですか?

 


しかしながら、そんな中、MRYM先生だけは

 


「副院長、今からでも遅くはないから、名前を書いてください!」

 


と、副院長を諭そうと必死になって下さっていました。


その一件もあり、私は、今でもこのMRYM先生だけは心から尊敬しています。