私のヨーガ教室の院長(カリスマ)は「神様からメッセージを受け取った」と主張します。

 

カリスマは、或る事故により意識を消失した経験があります。

 

目を覚ますと、冷たくて重苦しい洞窟の闇の中に倒れていたそうです(臨死体験)。ゆっくり立ち上がると、洞窟の出口から光が見えたので、その方向へ歩いたのですが、洞窟の外にはきらびやかな空間が広がっているのを目の当たりにし、

 

「ああ、外はなんと清々しく透き通っているのだろう」

 

と感動した瞬間、現実世界へハッと戻ってきたのだそうです。

 

その臨死体験を

 

 

「死後の体験を今のうちにしておきなさい」という神様からのメッセージだったのだ

 

と解釈し、ヨーガに目覚めたそうです。恥ずかしながら

 

過去、私は、そういった臨死体験から「この人は神の使いかもしれない」と傾倒してしまっていました。

 

以下の記事から、その傾倒している人の具体的な心理を垣間見ることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、私は運よく目が覚めました。

ご本人も

 

私はイカれています。

 

とおっしゃっていたことがあり、今思えば、何か思い当たる節があったのだと察しています。

 

今ではただの「不思議チャン」としかみれません。

 

 

なぜ私がこのように「カリスマには気をつけて下さい!」といった主張を繰り返すのでしょうか。

 

それは、こういった神秘体験とカリスマの実態があまりにもかけ離れてしまっているからです(以下、前に書いた記事を再掲致します)。

 

 

私のヨーガ教室(営利団体)では、ある事務員が真面目に長時間働いていました。しかし、長時間働いたことにより、103万円の配偶者控除を超してしまいそうだということに気づきました。そこで、その事務員は

 

 

「103万円を超えそうなので、その超えた分を社会保障に切り替えて欲しい。」

 

 

 

とそのカリスマに要望しました。しかしカリスマは、その超えた分をヨーガ教室に寄付してくれるものとてっきり思っていたのでしょうか

 

 

「長時間働いて下さっていたYuz〇w○ですら何も文句を言わず、身を粉にしてこの教室に無償奉仕してくれましたよ!」

 

と、献身的だった人を例に出し、その事務員に対して激怒しました。そして、その次の日にカリスマは

 

 

「あなたはもう解雇します。もう来なくてよいです」

 

 

 

と通達し、その事務員はそのまま解雇になったそうです。

 

これを聞いたとき私はビックリしてしまいました。営利団体である以上、これはどうみても労働基準法第20条の違反だからです。

 

 

ちょっとでも気に食わない雇われ人の人生を容赦なく叩きのめすカリスマ

 

という構図が浮き彫りになったのです。こういったカリスマが平然と

 

 

愛、平和、平安、調和、幸運、慈悲

 

と声高に唱えているので、これは皮肉以外の何物でもありません。

 

この解雇された方は、電車でそのヨーガ教室のそばを通り過ぎる度に吐き気・めまいがするそうです。解雇された方の心痛を心よりお察しいたします。