私のヨーガ教室のカリスマ(院長)は、対面で話したとき、
何か吸い込まれるような(眩暈のような)独特の感覚に襲われます。
 
話し方からなのでしょうか、表情からなのでしょうか、独特の呼吸からなのでしょうか。
とにかくそういう感覚に襲われます。
 
一つ一つの所作もゆったりしており、「この人は怒りという感情からは無縁なのではないか」という錯覚に陥ります。
 

 

この感覚に溺れて

 

「この人なら私の人生を救ってくれるに違いない!」

 

と催眠術にかかった人が、このヨーガ教室にしがみつきます(今は目が覚めていますが、恥ずかしながら、私もその一人でした)。以下、催眠術にかかった方々のブログを読んで頂ければ、その雰囲気が少しでも伝わると信じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、実はこの「吸い込まれるような」感覚を以前にも感じたことがあるのです。

 

それは、統合失調症発症後の幼馴染と対面で話をしたときです。

 

そのときも、同じ様な「何か吸い込まれるような」独特の感覚に襲われたのです。

より具体的には、

 

「宇宙から電波を感じ受け取っている」と真顔で言いながら手の指で一、二、三、と何か合図のようなものを送っていました(送っているようにみえました)。

 

その理解できないしぐさのたびに私は眩暈のような吸い込まれる感覚に襲われました

 

その時の感覚と、そのヨーガのカリスマと対面で話したときの感覚が見事に一致します。

 

そのヨガのカリスマも、

 

宇宙のエネルギー、生命エネルギー、波動

 

といった(統合失調症の方がよく言っていそうな)言葉を惜しみなく発しています。

 

また、印象深かったこととして、カリスマ御本人が

 

「私はイカれていますし。」

 

と公然とおっしゃっていたことがありました。ご本人も何か感じることがあったのでしょう。

 

ただ、「シャーマンと統合失調症」との関係は昔からよく言われていることですし、そういったヨーガやカルトのカリスマが統合失調症(の兆候)を有していることはむしろ自然だと私は考えます。

 

統合失調症を病気ととらえるか否かは、時代によって変わってきている

 

と、どこかの精神医学者が言っていたと記憶しています。根深い問題だと思います。

 

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