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またもやお久しぶりです。

ここ数ヶ月私が何をしてたかっていうと・・

4月に連れ合いと二人で彼の実家を出て新居に引っ越しました。チョキ
そして、4月後半から5月後半まで一人で日本にいました。



訪れた仙台の瑞鳳殿・・・神秘的な光が・・


4月に引っ越したのは結構急な展開で決めたことだったのでバタバタでした。今振り返ってみると2月19日のブログに家探しと書いているので、そこから動いて、思ったよりスムーズに今の家が決まりました。引っ越したのは4月ですが実際3月の半ばには決まっていたので、正直ものすごく幸運だったと言えます。しかも同日に内見した3軒のうち、あきらかにここだけが気に入ったし、その時点から何故か不動産屋にえらく気に入られ・・ラブラブ
大家との面会をしてみたらなんと連れ合いの元同僚だったという・・・
不思議なご縁にも導かれました。


新しい家はScandicciという、フィレンツェからトラムで20分ほど離れたところにあります。フィレンツェとは別の市になるとはいえ、まあ実質フィレンツェ”郊外”というくくりで良いかと。

私はイタリア(フィレンツェだけだけど)にすみ始めてから初めの3年間は引っ越しを繰り返しましたが、その後2003年くらいからはずーっとフィレンツェチェントロで暮らしていたので、この郊外感がなんとも新鮮です。何がいいって、やっぱり郊外って暮らしやすくなっているんですよ。特に大型スーパーがあるところが素晴らしいですね。初めの1か月はスーパーが楽しすぎて娯楽となっていました。フィレンツェチェントロに比べて品数がすごく多いし、値段も安い。
それに野菜が新鮮です。これが本当の”生活”なんだなあという気がします。

どこの観光地もそうかもしれませんが、やはり観光と日常というのは違うものなのですね。
フィレンツェチェントロは観光地であって日常という目線でみると決して暮らしやすくはない。
それを嘆くフィレンツェ人も多いようですが(特に今週末の市長選では注目の話題になっている)民主主義の国では人の流れは自由ですから、観光地と住宅地という区分けは自然の流れとして起こってくることなんですよね。

フィレンツェには職人が住んでいて・・・とか、小さい伝統ある店があって・・・みたいなのはね、残念ながら90%幻想、もしくは”日のなごり”なんです。ディズニーランドには本当にミッキーが住んでないのと一緒です。でもいいじゃないか、それで。ここに住人を戻したいならまず交通規制(市内は車禁止)を解除すべきだし、景観重視で自分の家の外観でもいじれないとかをやめるべきだし、大型のスーパーを作るべきだし・・・そんなん無理なんですわ。

あ、でもこれから観光でこようと思っている方はもちろんとっても楽しめると思うし、小さい工房だのお店だのは、ありますよ。ただ、それは結構”作られた現実”だというだけです。
ベネチアも然り。あっちはもっと酷いですが。

私の日本での住まいは千葉県の住宅地なので、日本にいてもイタリアにいてもなんか感覚が似かよってきました。

2020年に父が亡くなり、その後数ヶ月で母が亡くなり、その後家のリノベーション、法事、親族のいろいろなことを片づけ、今回の日本滞在ではやっと新しくなった私の生家に1か月滞在し、普通の暮らしをしてきました。

そしてこれからもイタリアと日本のハイブリット生活を続けるため、いろいろと企画・模索中です。

いや、何はともあれ体力がいりますね。(笑)狭いエコノミーで14時間(北極周り・・・)というのは本当に疲れるし、日本への移動はその後の時差ボケは結構きつい。

でもやりたいことがあるから。
ブログも更新しまーす!またみにきてください。唇