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前回のブログに書いた、Maseratiのアテンド通訳は先週の金曜日に無事終了しました。日本から来た私のゲストさんお二人は火曜日の夜遅くにイタリアに着き、その週の金曜日の早朝に帰ると言う、めちゃくちゃハードなスケジュールをこなし、それでもとても喜んでいらっしゃいました。まあ、それもそのはず、かなり豪華なサプライズメニューでしたから・・

まず2日目はモデナでのMasertaiクラシックカーのコレクション見学、その後にモデナの工場にて(専用ガイド付き、私の通訳付き)で1台のMasertaiが生まれる過程をじっくりと見学し、昼食の後にフィレンツェに移動。宿泊のホテルはフィレンツェで最高峰のホテル、The Westin Excelsior (5つ星)。最高の眺めの屋上テラスでのディナーの後、就寝。



3日目はビジネスミーティング、その後にアルノ川でカヌー漕ぎ波(これはチームビルディングと言う名前の立派なアクティビティである)そして最後に一面フレスコ画で装飾されたVillaの一室で弦楽と歌の生演奏つきディナー。




1日目は深夜に着いて4日目は早朝に帰ったのでまあ実質この二日間だけってことなんですが、ツメツメの日程でそれぞれに専門のオーガナイザーがつき、カヌーの時は大雨が降るアクシデントがあったにも関わらず最終的には全てうまく行きました。

私はアテンド通訳という立場ながらほぼゲストの一員のような扱いでもちろんお食事も全部同行したのでマジで役得。ラブ

イタリアの高級車は工業製品ではなく芸術品。
そしてここにこそイタリアの粋が現れている。


と本当に痛感しましたね。

そして私はこういうイタリアが本当に好きで、色々なマイナス面を全部差し引いてもこの素晴らしさがあるからずっとここにいたいのだと、改めて実感しました。

日本から来たお二人も、「今までイタリアの会社と仕事をしていて不安に思う部分もたくさんあったが、今回の旅行を経てその背景がわかった」というようなことをおっしゃっていました。まあ、背景を知ったからといって、納期が遅い、交換部品が無い、といった不具合がなくなる訳ではないし、お客さんの不満が解消されるわけでもないと思うんですが、イタリア車は好きかどうか、これを受け入れて愛でるかどうか、その一点にかかってるんですよね。乗る方もただの移動手段と思わずに文化も含めてそれ全てのオーナーになるという気構えが必要なのだなあと思いました。

ま、

一生Maseratiのオーナーになることはないと思いますがね。爆  笑