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昨日、なんとなくテレビを見ていたら
David di Donatello というイタリア映画
の祭典をやっていた。
オスカーとかカンヌのような、プレミア
のイタリア版である。![]()
ここでノミネートされた映画では見て
いないものも多かったが、最高監督賞
を受賞したMatteo Garrone監督の
Dog man
は先日見ていた。
演技とか映画がうったえる内容とか、
もちろん映画としての構成は素晴らしい
ものなのだろうが、私の感想としては
”救いようのない映画” だった・・・
昔日本で、
「小説やドラマには2パターンしかない」
という記事を読んですごく納得したことが
あるのだが、その2パターンとは
1 主人公が穴に落ちて、そこから這い上がるドラマ
2 主人公が穴に落ちて、そのまま穴にいるドラマ
なのだそうだ。
Dog man は2の典型。![]()
しかもその”穴”は深く、暗く、主人公は
”穴に落ちる”というよりも、蟻地獄のような
その穴に自ら入っていくことを余儀なくされ
る生活をしている。
私は、たとえ単純と思われても1の典型の
映画が好きだ。![]()
どうして時間をかけて映画鑑賞をした
後に嫌な気持ちにならなければならないのか・・
と思うから。
「問題を提起する」ことは大切だが
私はそれを映画には求めてない。
でも、Dog man がこれだけ評価される
背景には、イタリアの闇があるのだろう。
舞台はローマ郊外の貧困層。
貧困と、それに伴う無知と暴力の世界だ。
怖いもの見たさで見てみたい人(笑)には
まあ、受賞作品だし、一応おすすめして
おこうかな。![]()