海外で暮らしていると、人種差別という
テーマが日本にいるより身近になるように
思う。
昔ある本で読んだのだが、日本人は初めて
黒人にあった時
(何時代だったかは忘れたが中世以以降だと思う)
親切にお風呂に入るよう
に促したそうな。
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黒人はお風呂に入っても色が変わらない
ので、”そうなんだな”
と分かった日本人は
その後はそういうもの、として受け入れた
んだって。![]()
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このエピソードが本当なのかどうなのか
は知らないが、私はこれを読んだ時に
すごくいいなーと思った。![]()
というのは、これこそ差別のない世界、
だと思ったからだ。
日本人はみんな同じような肌の色である
から、初めて黒人を見て、全くそれ以外の
人と同じに接する
というのはそもそも
無理
だと思う。だって明らかに違うんだから。
で、”汚れているんだと思ってお風呂に入れた”
というの、今だったら”差別だ!”
とか
言われそうだけど、太古の昔は情報がない
のだからごく自然の反応と言っていいと思う。
そして、
洗ってみても色が変わらないので、
”あ、そうなんだな”
と思って
その後は普通に接する、とこれが我が日本人
の素晴らしいところではないだろうか。
(この逸話が本当なら、だけど)
で。
先日あるニュースで、イタリアで黒人の女性
が解雇の憂き目にあったのだが、その時に
「私は黒人という理由だけで解雇されたのです」
と主張し、
それを
「おお、そんなひどいことはあってはならん、
では私が雇おう」
と言って雇った企業主がいる、というのがあった。
これ、私はすごく違和感を感じた。
だって
「黒人という理由だけで解雇された」
という主張は、この女性がお年寄りの
介護施設か何かで働いている人で、ある一部の
入居者が「黒人に手当てされたくない」
と言ったから、それが解雇につながった
というものなのだが・・・
例えば私は日本人で女性で44歳だけど、
もしも解雇の憂き目にあったとして
(いや今はフリーランスだから誰も私を解雇できないが、例えば、
の話ね)
「日本人だから解雇された」
のか
「44歳の女性だから解雇された」
のか、それともただ単純に私のことが
お気に召さなかったら解雇された
のか、
それとも私の能力が至らなかったから
解雇されたのか、
真相は誰にも分からない。
表面上の言葉は真相のごく一部に
過ぎないと思う。
(恋人を振る理由を一緒
)
そして真相はおそらく全部の理由がミッ
クスになっているはずで、どんな場合でも
人種性別が何であれその人のアイデン
ティティとして全ての要素が関係して
いるはずである。
だから、この女性を雇用してまるで
ヒーロー![]()
扱いだった新雇用主も、「黒人女性が解雇
されるなんてひどいから私が雇用する」
なんて言ってたら、今度は白人(イタリア人)
の反感を買うと思うだよね。
だって、雇用する理由がそんなんじゃ、
イタリア人には不利だから。
というわけでまとめると、
人種が違うのはもう一目瞭然で分かるんだから
それを否定する方がおかしい。
けれども
人種を理由に解雇も雇用もするべきでは
ない。つまり、”能力”という唯一正当化された
差別(差異)だけが仕事においては
解雇や雇用の条件にするべき、となっている
以上、それ以外のことで解雇されたと
主張するのはそれ自体がおかしい。と思う。
わかりますかね。![]()
でも現実はきっと黒人女性の主張は正しいの
かもしれないし、元雇い主は黒人女性が嫌だった
のかもしれない。でもそれは逆に被雇用者が
主張していいことじゃないと思うんですよ。
主張することで差別を煽り、
悪循環をもたらす![]()
と私は思います。