フィレンツェもやっと春らしいお日様が出て来ました。
今日からカレンダーでも正式に春ですし!
なんとなく復活祭休暇の予定を考えたりしている間にまた
暑ーーーーーーい夏がやってくるのでしょう。
フィレンツェの街中ではカレー屋以外にあまり外食をしない私たちですが、先週の土曜日、珍しくsant'anbrogio マーケットの中にある”食堂”で食べました。
このマーケットは中央市場に比べると少しだけ観光っけが少なく、地元民が多く利用しています。その中にあるこの食堂(と私が呼ぶ、一応レストラン)は、プリモ(パスタとかリゾットとか)が4ユーロ程度、とびっくりの安さで、フルコース食べても1人15ユーロくらいで収まります。
それに、さすがにマーケット内の食堂だけあって、味もまあまあよくて、学生の間では結構有名です。だから私もその存在を久しぶりに思い出して行ってみました。
(連れ合いはフィレンツェ育ちだけど入ったことがなかったそうです)
もう15年ぶりくらいに行ってみたけど、なんか量が少なくなってるような・・・
まあ値段が値段ですから文句は言えませんが。
で、何が面白いって働いている人たちがとっても”フィレンツェ人らしい”んです。
もちろん本物のフィレンツェ人ですから(よっぽどの俳優でも方言の完璧な真似は難しい)ナチュラルではあるんですが、ただその”らしさ”がいささかオーバー・・・
フィレンツェ人て、イタリアの中で”面白い人”のイメージが強いらしく、外部から来る人たちはみんな何か”面白いもの”を求めているらしいんですよ、それでなのか、この食堂のみなさんはやったら威勢が良く面白いことを言ってました・・
例えば、私たちが座席に着くとそこは前の人が立ち去ったばかりだったのでまだコーヒーの空きカップが残っていたんです。そこですかさず「ハイ、コーヒー飲み終わったの?じゃあ支払いお願いねー」と言われたんですが、私は一瞬本当に間違っているのかと思って真顔で「いや、これは前の人の・・」と言いそうになってしまいました・・
(言わなくてよかった・・また突っ込まれるところであった)
でもやっぱりそこはフィレンツェ人のうちの人、「いやー腹もたれしなくていい食事だったよー」とすかさず答えてました。
私はまだまだ修行が足らん。
アハハ。
観光や留学でフィレンツェに来たらぜひお試しあれ。