全世界的に、かもしれないが特にイタリアでは健康ブームである。もともとイタリア人の食卓は彼らの誇る地中海式ダイエットという食事方法それ自体健康的なものではあるのだが、最近はBIOとかKM0とかいう言葉がもう”安売り”状態である。
ちなみに、”ダイエット”という言葉は日本語以外では”痩せる”という概念だけではない。(良い)食事方法一般を指すものであり、その結果、痩せるといったほうがよい。また、おそらく日本では耳慣れない言葉であろうがKM0というのは地元で作られた食材を食べるという意味で、搬送の距離が0、ということだ。
さて、そんなBIO食材だが最近はスーパーのオリジナルブランドでも格安で出すようになってきた。通常はBIOといえばそうでないものの1.5倍は高かったが、最近はこのオリジナルブランドによって通常価格とほぼ変わらないのである。
何をもってBIOであるか、というのはまあ、消費者があまり突っ込めないところではあるが、とにかくBIOマークがあると売れるんだろうな、と思っている。
実際に牛乳はBIOマークのほうが美味しかったが、だからといって全部のシリーズでBIOにするほど私はやる気がなくて![]()
まあ、気が向いたときには買う程度である。
ところで、昨日も行きつけのスーパーに夜の7時ごろという間違った時間帯に行ってしまった・・この時間帯は激混みで、なんと出口付近にあるレジの列が小さいスーパーの中ほどまで連なってしまう。もう、列に並びながら(カゴを置きっぱなしにして)商品を取っていく裏技を使わなければいつまでたっても会計ができないような状況である。
そんな中私の後ろに並んだ親子(マンマ60代、息子30代くらい)がしきりとぼやく・・
ママ: こういう列って絶対外国人が素知らぬ顔で割り込みすのよ
ね・・・
息子: そうなんだよなー。仕組みがわからないふりしてさ。
(いや、あんたらの目の間にいるあたしどう見ても外国人よ?
イタリア語がわからんと思っているのか・・)
ママ: あらーみて、ケバブなんか売ってる!Che Schifo
(キモいわねー)誰が食べるのかしら
息子: robaccia ! ( ロクでもない食べ物だな)
ママ: 喉がかわいちゃった、何か飲み物買いたいわ。
なんでもいいけど、変な化学的なものが入ってない
やつ・・
息子: これは? (といって表示を念入りに確かめる)
・・
とまあ、私の後ろでこんな会話が延々と続いていたのであるが、
イタリアにはどうして、どこにいても全ての思考を口に出さないと気が済まない人たちが多いんだろうか。(本当に多い)
ケバブ買ったっていいじゃん。(私は買わないけど)こういう神経質な奴らはBIOを一生食べ続けてもあまり効果ないんじゃ?と私は思うのである・・