今朝の朝日新聞朝刊によると、岸田内閣の支持率は22%(不支持率64%)、自民党の政党支持率は2001年以降の自民党政権で最低の19%となった。

 

自民党参院のドンだった青木幹夫氏が語ったとされる「青木の法則」では内閣支持率と自民党支持率が足して50%を割れば、政権は持たないという。

 

今回の朝日新聞のデータでは、岸田内閣の支持率と自民党支持率を足すと41%。

岸田政権は持つのか?という声が聞こえてくる。

ちなみに、先月の朝日のデータではそれぞれ足すと46%である。

だが、岸田政権は倒れていない。

 

自民党に力があった時は、「俺が次の総裁だ!」と名乗りを上げる方がいて、「青木の法則」によって、内閣は退陣に追い込まれたが、今の自民党にそれをやれるだけの政治家がいるのかは疑問。

 

小泉純一郎元総理は三度目の自民党総裁選挑戦について、「国民からは自民党そのものが批判されている。その政策を転換せず、体質を変えずに『小泉も同じ路線を』というなら、わたしが出る必要も、意味もない」と言い切った。

 

今の自民党に、小泉純一郎元総理のような気概を持って総裁選に挑む候補は現れないのではないか。

 

よって、今のままでは岸田総理が自民党総裁に再選される。