政界は一寸先は闇。
自民党の各種選挙での敗北と、東京都知事選挙の動きでは、
今後、政界がどのようになるかは全く見えない。
自民党総裁選で岸田総裁が再選されるのか、また新しい総裁が選ばれるのか。
新しい総裁が誕生したら、よほどの事がない限りは秋に解散総選挙を迎える。
岸田総裁が再選したら、どうなるか?
再選して、直後に解散総選挙を打てなかったら衆参同日選挙になる。
来年夏の参院の各党の改選議席を見ているわけではないが、
参院が不安定になると、その後、政権は退陣を迎えたり、政局に発展するのがこれまでの常識。
特に衆院選を行って、その後、半年で参院選を向かるとなると、
衆院選の反動もあり不安定になるリスクはある。
衆院でよっぽどの圧倒的勝利を政権与党が掴めば、参院選でも圧勝する可能性が高いが、
そうでない場合は、リスクがある。
そのような視点に立てば、岸田総理での年内の解散、来年冒頭の解散はほぼなくなったのかもしれない。
そして、岸田総理は衆参同日選挙を目指すだろうが、その前に引きずり降ろされる可能性が高くなる。
よって、秋の自民党総裁選で岸田総裁が再選されたら、別の総理で衆参同日選挙の可能性が高くなるのでは。
これから、長期戦になりそうだ。
参院を制するものが、政権を制する。