投票率って大事だと思う。

先日行われた衆院補欠選挙はどこも投票率が低かった。

東京15区は40.7%、島根1区は54.62%、長崎3区35.45%。

投票率の低い現在、各地で従来では考えられない候補者やカルト的な政党が議席を獲得している。

地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教は真理党という名で政界進出を試みたが議席は得れなかった。

彼らを拒んだ第39回衆議院総選挙(1990年)の投票率は73.31%。

現在の地方選挙の投票率は30%台が多い。

定数が多く、投票率が低いと、ある種の組織をバックにした方々が入り混む余地はある。

今のような低投票率であるなら、真理党も議席を獲得する可能性はあるし、その後の彼らの行為を知ってるものからすると、権力の側に彼らがいたとすると、怖さが増す。現に彼らは政界進出に挑戦する四年前に「武力と超能力を使って国家を転覆することも計画している」と言っていたのだ。

統一教会の政界との関わりも同じで、低投票率になれば、なるほど、彼らのような少数の力を持つものが、政治に対する影響力を増していく。

有権者が政治に関心を持って、選挙に行けば、
未来がおかしくなるのを少しでも防ぐことは可能だ。