宮崎市議会議員のスーパークレイジー君が辞任した。


9月に不同意性交致傷罪で逮捕され、宮崎市議会は議員辞職勧告決議を可決したが西本議員は応じなかった。


その後、検察は不同意性交致傷罪で西本議員を起訴し、宮崎市議会は議員報酬停止の特別委員会を設置し、議員報酬は保釈されるまでの1カ月停止されたが、それでも西本議員は辞職しなかった。


12月末に保釈されてから、公務も欠席し続け、

2月分の給与が振り込まれ、2月26日から始まる3月定例会の前に議員辞職した。


西本議員が逮捕されてから支給された報酬は412万円余り。


不同意性交致傷罪では5年以上の懲役刑になるので執行猶予は付かない実刑となる。


西本議員は当初は否認していたが、起訴内容は争わない方針で5月の裁判で判決が言い渡されることになる。


議員辞職をしたことは、刑を減刑させる事が狙いだと考えられる。刑が減刑されると、不同意性交罪は2年6ヶ月以上、10年以下の懲役刑になるので、判決で3年以下の刑が科せられた場合は執行猶予が付く可能性がある。


このタイミングでの辞任は裁判対策でもあり、報酬も最大限得れ、議会内での厳しい目も回避する、彼なりの強かなタイミングだったと考えられる。