宮崎市議会議員である妻・外山ちぐさの投稿を掲載します。

彼女の話を聞いて、子育て中の女性の議会参画には高い壁があると感じます。

旧態依然とした議会の空気は変えないと、有権者である国民・市民と政治の距離は更に離れるのかもしれません。


【子育て世代の政治参加の壁】

子育て世代は政治参加に壁があると感じました。 

本日がそれを一番感じた日になりました。

少し長くなりますが、
ご一読していただけたら幸いです。

このような議会のあり方では子育て世代、特に母親の議会への参加は非常に難しいと思い記します。

3月は宮崎市議会の定例会があります。
私も議会人ですので議会が最優先だという事も理解しております。

本日、宮崎市議会の地域まちづくり検討特別委員会が開催されました。委員会の最後に次回の開催日について話し合われました。これまでは各委員の都合日程を調整して開催日が決まりました。

今まで、私は自分から都合の悪い日程を伝えることはありませんでしたし、その都度、日程の都合がつかない委員の日程を尊重してまいりました。

ただ、今回は示された日が息子の卒業式と重なる為にその日の開催は回避してもらえたい旨を伝えますと、数名の委員の方から強い口調で私の考えが間違っているとの趣旨の発言がありました。

委員会開催日がその日でなければならないのであれば、その考え方も理解出来ます。

これまでの日程調整でも各自が都合の良い日で調整されてきましたから、今回に限ってこのような決め方をされるのは残念でなりません。

子育て世代の政治参加には様々な壁があります。

私も自己犠牲は覚悟の上で議会人にはなりましたが、このような宮崎市議会の考えでは、今後、政治に参加しようと思う方は少なくなるのではないでしょうか。

特に子育て世代の女性が参加するのは困難だと思います。

現在、宮崎市議会で子育て世代の女性議員は私一人になります。

今の宮崎市を見ても他市に比べると子育て政策が遅れていると感じますが、子育て世代の女性の政治参加が遅れているのも要因だと思いますし、今の宮崎市議会の慣習や空気感では子育て世代の女性の政治参加は更に難しくなると懸念します。

あまりこのような議会の内情については投稿したいとは思いませんが、これが今の宮崎市議会の実情であり、今後、若い世代、子育て世代の方が政治参加しやすくする為にこのような議会の体質も変えるべきだと考え投稿しました。

社会において、これまで多くの女性が辛い思いや、耐えてきたと思います。そして、声を上げ、その恩恵を今の私たちが受けております。時代を変え、動かすためには、声を上げてなければなりません。

次に宮崎市議会に挑戦したいと思う子育て世代の女性のためにも声をあげてまいります。

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