当初、圧勝が予想されていた京都市長選。

 

中盤、終盤と元参議院議員で自民党・立憲民主党が推す松井孝治が共産党が実質推す福山和人氏に肉薄される展開となった。

 

ここまで肉薄された理由は多々あるがここでは触れない。

少なからず「政治とカネ」の問題もあったと思うが、京都ではそれ以外の別の理由が予想を裏切る大接戦を展開したのだと思う。

 

京都と同日、前橋市長選挙でも選挙があり、立憲民主党などが推す野党系の小川晶氏が現職を破り当選した。

群馬にいる知人から昨年11月に連絡があった際に、小川氏が勝つのではないかと私は指摘した。

 

この前橋市長選は現職の長期政権に対するアンチの声もあったのかもしれないが、中央政界の「政治とカネ」も少なからず影響を与えていると感じる。

 

最新の共同新聞の世論調査だと、岸田内閣の支持率は2.8ポイント減の24.5%となり、岸田政権としては史上最低となった。

 

今後、4月に補欠選挙になるが、この結果がどうなるか。

 

岸田政権は弱っているようにもみえるが、自民党内の内なる敵は声をあげれない状態になっているので、岸田総理での解散総選挙は規定路線に入ろうとしている。