読売新聞の最新の世論調査で岸田内閣の支持率は前月比10ポイントマイナスの24%へとダウンした。

そして、不支持率は62%と前月比から13ポイントも上昇した。

 

なぜ、ここまで嫌われるのか。

岸田総理が日本をどうしたいというのが伝わらないのが大きいのだろう。

連日、政府広報のネット広告を使って露出度を増やし、自らの政策を明るくかたっているが、

これが逆効果となっている。

 

以前、橋本総理が参院選で大敗したのも景気悪化で国民が苦しんでいる中、橋本総理が嬉しそうな顔で「日本をプラスに変える」とポスターを掲げていたのがマイナスに働いた。

 

岸田総理は人々から、総理自身がどう見られているのかをしっかりと分析できていない。

 

フジテレビは「保守層はなぜ岸田政権の敵になったのか」と記しているが、保守層はもともと岸田総理からも、

自民党からも離れているのであって、安倍総理だったから応援してただけなのではないのか。

 

 

過去に目を向けてみると、絶大な人気・権力の総理の後は、どの総理も苦労している。

小泉総理の後の、安倍、福田、麻生も。

中曽根総理の後の、鈴木を除く、竹下、宇野、宮沢も。

 

今後、政界は混沌とし、これから大きな動きが起こってくるのかもしれない。