岸田総理が正式に年内の解散を断念した。
個人的には総理はあまり解散を考えていなかったが、連立をくむ公明党が年内解散を求め、また準備をここ最近でエスカレートしていたので、正式にやるか、やらないかを表明しないといけなくなった。
総理自身は来年の総裁選を乗り切れると見込めば、解散総選挙自体にはこだわりはない。
今後、総選挙のタイミングとしては予算成立後、会期末、自民党総裁選後のこの３つがタイミングとなる。自民党にとってベストシナリオは総裁選後になるが、これは岸田総理でない場合はベストになる。
今後、岸田おろしは加速し、来年度予算成立と引き換えに岸田退陣、自民党総裁で新たな総理での選挙になるとみたがいい。
これまで何度も記しているが、年内解散に踏み切れなければ岸田総理での解散総選挙はない。