参院高知・徳島選挙区と衆院長崎4区の補欠選挙の結果が出た。
岸田自民党の「1勝1敗」との結果になった。
形は「1勝1敗」だが、結果以上に大きなインパクトを与えた。
一部主要メディアは選挙前に補選の結果は年内選挙に影響を与えると書いたが、それは関係なかった。
既に内閣改造前に岸田総理は年内の解散総選挙を諦めていたのだから。
それよりも、今回の結果は年明け以降の岸田総理の解散総選挙戦略に影響を与えただろう。
参院高知・徳島選挙区では野党系無所属候補に自民票の3割が流れ、無党派も8割が投票した。
自民候補は無党派の1割しか固められなかった。
衆院長崎4区も同じで無党派の支持は立憲候補が自民候補に二倍の差をつけた。
まったく、無党派の票が自民党に入らなくなっている。
これは、岸田自民党総裁が続く間は同じ現象が続くという事だ。
これでは、とてもじゃないが選挙は戦えない。
ただ、岸田総理の中では解散総選挙よりも、いかに自分の首相在任期間を長くするかしか考えてないので
まずは内閣改造の際に自民党主要派閥を味方につけたので何も問題はない。
むしろ、反岸田派から足元をすくわれない限りは安泰だということだ。
政界は一寸先は闇だが、岸田総理ではの選挙はない。