政界は一寸先は闇なので、解散総選挙に関してはいくつかヤマをはらないといけない。

 

一般的に言われているシナリオは、

①秋

②年末

③年明け

④春

⑤自民党総裁選前

 

このいくつかのシナリオは多くの政界関係者では共有されているものだと考えます。

 

ただ、先日も記しましたが秋に解散総選挙を仕掛けるには、岸田内閣に体力がなければやれません。

夏の内閣改造で支持率が大幅増すれば別ですが、内閣改造ぐらいではどうにもならない。

一部、噂されている北朝鮮の金正恩氏との日朝首脳会談で拉致問題に筋道を付ければ、その後に解散というのはあり得ます。

 

あとは、消極的な話だが、参院の補欠選挙で自民党が落とす可能性がある場合は仕掛けてくる可能性はあります。

 

ただ、これらはどれも、その時々の状況で、起こる場合もあるし、ない場合もある。

 

岸田総理自身が「死に体」になるのを、ただ指をくわえて待っているというのも考えられません。

 

それであるならば、なんらかの敵(野党)を弱体化させるシナリオも考えていることでしょう。

 

考えられるのは、年末に向けての野党第一党である立憲民主党の分裂。

これを待っている可能性はあります。

 

政界は一寸先は闇、どうなるのでしょう?